俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句098・青08・橋本夢道・2012-10-10
○「青ぞら片目を病みて」(橋本夢道01)
季語(無季)
自由律の俳句です。片方の目に眼帯でもしているのでしょうか。片方の目だけでは、むきだしの青空は眩しすぎます。
○橋本夢道(はしもとむどう)(1903~1974)
代表句「雪ふるつりがねのちんもく」02
季語(雪・冬)
徳島の小作農の三男として生まれる。15歳で上京、深川の肥料問屋に奉公。19歳で→荻原井泉水の句にひかれて「層雲」に入門。その後、「旗」「プロレタリア俳句」の創刊にかかわるが、1940年の京大俳句弾圧事件に続き、翌年夢道も検挙される。戦後は「新俳句人連盟」の結社に加わり活躍した。
↓
橋本夢道掲載句
2013/02/15 03僕を恋うひとがいて雪に喇叭が遠くふかるる(雪原・冬)〈特集・楽器(喇叭)〉