俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0101・接近(空間)01・脇祥一・2012-10-28
○「眼中の塔に近づく秋のくれ」(脇祥一01)
季語(秋のくれ)
眼中の塔とはどのような塔であるかは明らかにされていません。ともかくその塔に接近していきます。読者は人生のなかで経験をしたあらゆる塔の中の一つを思い浮べます。
○脇祥一(わきしょういち)(1951~2010)
代表句「つばくらめ海図の青さより来たる」02
季語(つばくらめ・春)
神奈川県出身。「鹿火屋」同人。北澤瑞史とともに「鹿火屋」をはなれる。北澤瑞史が創刊した俳誌「季」の編集長。2010年、58歳で急死。