俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0101・手足01・久保田月鈴子01・2012-10-30

2012-10-30 00:00:05 | 五体俳句

●五体俳句0101・手足01・久保田月鈴子01・2012-10-30


○「水木の実手足素直な夕暮に」(久保田月鈴子01)

季語(水木の実・秋)

素直な手足とはどのような手足なのでしょうか。気持ちに素直に物をまさぐる手と気持ちに素直な方向へ歩いて行ける足。水木の実が青黒く熟した夕暮れのことですから。

 

久保田月鈴子(くぼたげつれいし)(1916~1992)

代表句「海鳴や星落つることしきりなり」02

季語(星落ちる・秋)

旧制静岡高校で中曽根康弘と同窓。東大卒業後、国策による合併企業帝国石油に勤務。企業幹部とならず労組の中央副委員長や新産別の副執行委員長として一貫して労働者の側に立った。「寒雷」創刊以来→加藤楸邨に師事。→森澄雄、→平井照敏のあと編集長を務める。

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