俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0100・地名09=大和・原和子・2012-10-26
○「裕忌や大和の柿を灯とす」(原和子01)
○季語(柿・秋)
【鑑賞】:「地名俳句」は大阪から隣国奈良・大和へ。裕忌とは作者の夫で、俳人→原裕(1930~1999)の忌日。真っ赤に熟した大和の柿を灯にように傍らに置いています。
○原和子(はらかずこ)
○代表句「少年にヒマラヤ杉の木下闇」02
○季語(木下闇・夏)
【Profile】:1932年、東京都出身。→原石鼎・原コウ子・→原裕に師事。原裕夫人。1999年原裕没後「鹿火屋」の(4代目)継承。
↓
原和子掲載句
03錦繍の帯締め直す野分あと(野分・仲秋)〈色彩・錦色〉2017/10/3