俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0130・首04・河野静雲・2013-05-21(火)

2013-05-21 07:34:23 | 五体俳句

●五体俳句0130・04・河野静雲・2013-05-21(火)


○「滴りや百仏手なきなきも」(河野静雲01)

○季語(滴り・夏)

【鑑賞】:神奈川県伊勢原市の日向の浄発願寺奥の院を訪れた際、この句と同じ情景を見ました。歳月が石仏を風化させるのですが、最近ではふとどきな人間が持ち去ることもあるようです。

 

河野静雲(こうのせいうん)(1887~1974)

○好きな一句:「葭切やむかしながらの総鎮守」02

○季語(葭切・夏)

福岡県福岡市生まれ。僧侶。神奈川県藤沢の遊行寺学林時代に「ホトトギス」を知り、→高浜虚子に入門。1930年、清原枴童の「木犀」を継ぎ、1941年、「冬野」を創刊主宰。

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