俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句098・地名07=深川・長谷川春草・2012-10-12
○「鯊焼くや深川晴れて川ばかり」(長谷川春草01)
季語(鯊・秋)
釣った鯊(はぜ)の天ぷらを肴に酒を飲む。江戸っぽいですね。深川といえば松尾芭蕉が奥の細道の旅をスタートした場所ですね。今でも川ばかりなのでしょうか。
○長谷川春草(はせがわしゅんそう)(1899~1934)
代表句「塗盆の曇るや柿のつめたさに」02
季語(柿・秋)
東京生まれ。→渡辺水巴に師事。籾山梓月に知遇を得て「俳諧雑誌」の編集に従事。1924年、湖代と結婚。共に銀座に「はせ川」を経営。