俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句099・涼感02・吉田冬葉・2012-10-15
○「池の面の風に乱れて秋涼し」(吉田冬葉01)
季語(秋涼し)
池の水面が風によって細かい皺が無数にできています。風景の機微を心情の機微がとらえました。ようやく涼しくなってきた季節です。
○吉田冬葉(よしだとうよう)(1982~1956)
代表句「掃くあとに石あらはるる寒さかな」02
季語(寒さ・冬)
岐阜県中津川生まれ。はじめ織田烏不関に俳句を学び、1910年上京して→大須賀乙字に師事した。乙字と行をともにして「石楠」「懸葵」に加わり「汐木」「中心」を経て1925年「獺祭」を創刊主宰した。