俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句087・背後(空間)04・蝶丸・2012-07-22
○「振り向けば分子にもどる螢かな」(蝶丸01)
季語(螢・夏)
空間的次元の「背後」第4弾。これまでの背後は、→墓石の裏(放哉)、→焚火にあたる身体の背後(たかし)、→熟れた麦の穂のうしろの精錬所(碧梧桐)。今回は「背後」という言葉は隠されています。
○蝶丸(ちょうまる)
代表句「たましいの焦げしところにカンナ咲く」02
季語(カンナ・秋)
1977年に高校に入学し美大に進学。「どん底のサロメ」(蝶丸句集)を1991年刊行。「蝶丸的俳句世界」をネットに掲載し独自の蝶丸的な俳句観を展開していたが、いつしか閉鎖された。その他の情報は不明。