俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句084・対比01・岸風三楼・2012-07-05
○「門に立つ母立葵より小さし」(岸風三楼01)
季語(立葵・夏)
比較(対比)するものの取り合わせを見つけた句です。母の背丈と立葵の高さを比べました。ひょろひょろと伸びる立葵よりも小さな母親です。
○岸風三楼(きしふうさんろう)(1910~1982)
代表句「かまくらの灯より民家の灯の貧し」02
季語(かまくら・新年)
岡山市生まれ。関西大学法学部卒。1929年、→皆吉爽雨、→山口誓子に誘われ「ホトトギス」投句。1931年より「若葉」に拠り、→富安風生に師事。1943年から58年まで同誌編集長。1953年「春嶺」を創刊し主宰。俳人協会設立に参画した。