俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句086・聴覚022・町春草・2012-07-16
○「あたらしき風鈴の音や吊りてすぐ」(町春草01)
季語(風鈴)
買ってからはじめて吊るす風鈴。吊るしてすぐに、風を受けて鳴る風鈴の音もまたあたらしい音です。女性書家の句です。
○町春草(まちしゅんそう)(1922~1995)
代表句「走り蕎麦山家はすでに日の落ちて」02
季語(走り蕎麦・秋)
東京生まれ。飯島春敬にまなぶ。1946年、日本書道美術院展の仮名部門で最高賞。海外で個展や版画家との合作展を開きあたらしい表現を追求した。1985年、フランス芸術文化勲章。東京服飾美術学校卒。代表作に「花を愛す」「蝶」。俳句ではホトトギス」同人。