俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句084・嗅覚014・加古宗也・2012-07-02
○「蛍臭き手をほうたるの水に浸く」(加古宗也01)
季語(蛍・夏)
蛍狩りの風景です。蛍臭くなるほどの蛍が生息していたのははるか昔のことです。蛍臭くなった手を、蛍の棲む清流に浸しているのです。
○加古宗也(かこそうや)
代表句「双塔の影を一つに雁渡し」02
季語(雁渡し・秋)
1945年、愛知県出身。俳人協会評議員。東海俳句作家会副会長。→村上鬼城を師系とし、富田うしほ、潮児父子に師事。1990年より「若竹」主宰を継承。