俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句087・言葉=道06・水田むつみ・2012-07-27
○「道草をしてゐるときも道をしへ」(水田むつみ01)
季語(道おしえ・夏)
「道おしえ」とはハンミョウという昆虫のこと。人が野道を歩いていると、先導するように足元から道の先に跳ねるのでこの名前がつきました。道草をして歩くのをやめていても道おしえは飛び跳ねています。
○水田むつみ(みずたむつみ)
代表句「一握の野の風を摘み千草の香」02
季語(千草・秋)
1942年、兵庫県出身。父、桑田青虎に手ほどきを受け、→稲畑汀子に師事。「ホトトギス」同人。「田鶴」主宰。日本伝統俳句教会評議員。