俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句086・両手04・福田葉子・2012-07-17

2012-07-17 00:00:05 | 五体俳句

○五体俳句086・両手04・福田葉子・2012-07-17

○「墜ちてゆく形に両手あがるなり」(福田葉子01)

○季語(無季)

【鑑賞】:両手を挙げる万歳の姿勢は、人間が上昇するよりの下降するときの姿勢に近いのでしょう。ウルトラマンなどが飛び立つときは両手の先を鋭く空へ向けますが、落ちていくときは両手はただ頭上で靡いているだけに過ぎません。

 

福田葉子(ふくだようこ)

○好きな一句「星を仰ぎて後倒れの墓ひとつ」02

○季語(無季)

【Profile】:1928年東京都出身。→高柳重信に師事。「俳句評論」同人。「」「」「夢幻航海」所属。重信亡き後は→中村苑子へ傾倒する。

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