俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句076・言葉=橋05・遠山陽子・05-11
○「橋を来る揚羽に双手ひろげたる」(遠山陽子01)
○季語(揚羽・夏)
【鑑賞】:どこでも飛べるはずの揚羽蝶が橋を渡ってきます。作者はとうせんぼでもするように橋上で両手を広げました。それのよって蝶が橋をそれたのかはわかりません。
○遠山陽子(とおやまようこ)
○好きな一句「鶴わたる暗きより垂れ自在鉤」02
○季語(鶴わたる・秋)
【Profile】:1932年東京都出身。1957年より作句。→藤田湘子・→三橋敏雄・→飯島晴子に師事。「鷹」創刊に参加、同人。敏雄の研究誌「弦」を発行。「面」「檣」「雷魚」同人。1979年度茨城文学賞、第11回六人の会賞、第33回現代俳句協会賞受賞。
↓
遠山陽子掲載句
03厄日なり護符の真神の尾がふさふさ(厄日・仲秋)〈五体546・尾1〉2021/9/1