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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句076・言葉=橋05・遠山陽子・05-11

2012-05-11 00:05:12 | 特集俳句

○特集俳句076・言葉=橋05・遠山陽子・05-11

○「を来る揚羽に双手ひろげたる」(遠山陽子01)

○季語(揚羽・夏)

【鑑賞】:どこでも飛べるはずの揚羽蝶が橋を渡ってきます。作者はとうせんぼでもするように橋上で両手を広げました。それのよって蝶が橋をそれたのかはわかりません。

 

遠山陽子(とおやまようこ)

○好きな一句「鶴わたる暗きより垂れ自在鉤」02

○季語(鶴わたる・秋)

【Profile】:1932年東京都出身。1957年より作句。→藤田湘子・→三橋敏雄・→飯島晴子に師事。「鷹」創刊に参加、同人。敏雄の研究誌「弦」を発行。「面」「檣」「雷魚」同人。1979年度茨城文学賞、第11回六人の会賞、第33回現代俳句協会賞受賞。


遠山陽子掲載句
03厄日なり護符の真神の尾がふさふさ(厄日・仲秋)〈五体546・尾1〉2021/9/1

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