俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句078・湿感03・大屋達治・05-21

2012-05-21 00:12:00 | 五感俳句

●五感俳句078・湿感03・大屋達治・05-21


○「下京や箱庭の丹を濡らす雨」(大屋達治01)

季語(箱庭・夏)

箱庭の中に小さな丹色の鳥居があります。丹色は乾いた色につやを失っていましたが、下京に雨が来てもう丹色は雨に濡れて鈍い光を持ちました。

 

大屋達治(おおやたつじ)

代表句「夕立の寺にらふそく立てて帰る」02

季語(夕立・夏)

1919年、兵庫県芦屋生まれ。11歳で作句をはじめ、東京大学在学中は東大学生俳句会、東大ホトトギス会に参加。→山口青邨と→高柳重信に学ぶ。「鷹」「俳句評論」などを経て1990年→有馬朗人主宰が創刊した「天為」編集長となる。第23回俳人協会新人賞受賞。

大屋達治掲載句

2012/09/13          03自決して拳銃埋めをり月夜(月夜・秋)〈方法・幽体離脱〉

コメント