俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句078・素足01・結城昌治・05-22
○「なにもかも遠き思ひの素足かな」(結城昌治01)
季語(素足・夏)
素足で板の間を歩くときのひんやりとした感触。「なにもかも遠き思い」を足裏の触覚で感じた句です。
○結城昌治(ゆうきしょうじ)(1927~1996)
代表句「桃咲けば桃色に死が匂ひけり」02
季語(桃・春)
東京品川生まれ。小説家・推理作家。ハードボイルド小説の先駆者といわれる。1963年『夜の終る時』にて日本推理作家協会賞。1970年『軍旗はためく下に』にて第63回直木賞。1985年『終着駅』にて吉川英治文学賞受賞。