俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句017・後(時間)01・小川双々子

2010-11-13 10:39:13 | 次元俳句

○次元俳句017・(時間)01・小川双々子

○「美しき眼をとりもどす嚏(くさめ)の」(小川又々子01)

○季語(嚏・冬)

【鑑賞】:「嚏」とは「くしゃみ」のことです。くしゃみの後の涙目のことを、「美しき眼をとりもどす」と感じました。くしゃみですら人間の美しい行為の一つとしてとらえました。

 

小川双々子(おがわそうそうし)(1922~2006)

○好きな一句「雷蒼し民族ひとりゐるときを」02

○季語(雷・夏)

【Profile】:岐阜生まれ。→加藤かけい・→山口誓子に師事。「天狼」に拠る。「地表」主宰。2005年、現代俳句大賞受賞。


小川双々子掲載句
03黄落に机がつよく固くなる(黄落・晩秋)〈方法503・暗然たる影響1〉2020/11/5

 

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