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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句018・痛覚01・富安風生

2010-11-22 23:09:18 | 五感俳句

●五感俳句018・痛覚01・富安風生


「皸といふ痛さうな言葉かな」(→富安風生04)

季語(皸・冬)

 五感の五つにはないですが痛覚は大切な人間の感覚の一つです。それらも広く五感に入れていきます。「皸」(あかぎれ)は冬の季語ですが、掲句はその皸に焦点を絞って詠んだ「一物」の句です。いかにも「あかぎれ」という音は痛そうに響いて来ますね。

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