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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句019・痛覚02・加藤楸邨

2010-11-29 00:26:51 | 五感俳句

●五感俳句019・痛覚02・加藤楸邨


「顔いたきまで悴みて鉄を打つ」(→加藤楸邨03)

季語(悴む・冬)

 五感俳句は引き続き「痛覚」。ひどい寒気の中では、顔がひりひりと痛むほどです。おまけに年のせいか厳冬に自転車を漕いでいると涙まで出てきます。「顔いたきまで悴んだ」後に部屋のストーブにあたっていると今度は顔が火照って来ます。そんなことを繰り返しながら顔は歳を重ねていくのです。

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