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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句503「黄落に机がつよく固くなる」(『くろはらいそ』1969)(小川双々子)

2020-11-05 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句503・暗然たる影響1・小川双々子03・2020-11-05(木)
○「黄落に机がつよく固くなる」(『くろはらいそ』1969)(→小川双々子03)
○季語(黄落・晩秋)(「現代俳句の鑑賞事典(東京堂出版)」より引用)→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえけこしすせそちつてとにぬねのふへほみむめも)】

【鑑賞】:作句方法の一つに「→配合」(取り合わせ)というものがある。「つかず離れず」である。当blogでも5句を挙げている。句意の上での「配合」といったものが今回の方法。「黄落」と「机が強固になる」ことに意味の連動はない。これは句意の配合、すなわち「暗然たる影響」といえるのではないか。

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