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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句017・あを01・石原舟月

2010-11-17 00:10:05 | 色彩俳句

●色彩俳句017・あを01・石原舟月


○「風花のかかりてあをき目刺買ふ」(石原舟月01)

青 Blue 0000FF●■▲

季語(風花・冬)

 風花(かざはな)とは、晴天時に雪が風に舞うようにちらちらと降ることをいいます。風花がほろほろと降りかかる青い色の目刺を買い増した。「あお」には青・蒼・碧などど多くの語句があり日本語の色彩語の豊富さを象徴しています。

 

石原舟月(いしはらしゅうげつ)(1892~1984)

代表句「手を触れて墓にしたしむ花曇」02

季語(風花・冬)

山梨県御坂町生まれ。1921年、→飯田蛇笏に師事して「雲母」に拠る。1932年、上京して実業界へ。「雲母」東京支社の中心となる。1967年、第3回山蘆賞受賞。句集「雨情」により1981年第15回蛇笏賞受賞。

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