こころある人は常総市へボランティアへ向かうのかも知れませんが
ボランティアへ行って邪魔になるより行かずに微力ながら経済効果を
上げた方がイイと勝手に判断し、茨城県笠間市の
筑波海軍航空隊記念館へ再訪しました。
司令部庁舎の全景です。
コチラは前回と同じ撮影の仕方をしているようです・・・(^^;
入場券の購入時に解ったのですが、見学施設が増えています。
そちらは15:30までと言う事でした。司令部庁舎内で上映されている
記録映画を奥さんが全部見たいと言っていたので先に閉まってしまう方を
見学し気掛かりを無くしてから司令部内を見る事にしました。
一応施設を出るので了解を得ようと受付へ戻るとそれまで無かった
行列が・・・。他に係りの方のいらっしゃらなさそうだったのでそのまま外の
新しい施設へ向かいました。駐車場を出て左折して数分で到着。
狭い駐車場に丁度1台空きが出来たのでそこへ停めました。
私が駐車している間に次々と車が入って来て上手い具合に
駐車スペースを見つけて停められてました。
そして徒歩で向かった先は地下戦闘指揮所です。
この扉が地下戦闘指揮所への入り口です。
入口の撮影してたら息子に先に入られてしまった・・・。
私より身長が10~20cm低いのですが頭が閊えそう・・・。
あ、そうそう戦闘指揮所の受付でヘルメットと懐中電灯を貸してくれます。
その際、「必ず頭をぶつけるので・・・」ってヘルメットを渡されます。
前に居た高校生くらいのお姉ちゃんは格好悪いと思って一旦断った
みたいですが「ぶつけるけど大丈夫ですか?」って言われてシブシブ
受け取ってました。
中は真っ暗に近い状態で懐中電灯が役に立ちます。
戦闘指揮所の隣の狭い部屋です。
こういう立て看板が案内してくれます。
部屋の中で撮影した直後は内部が見えたと思ったのですが、
明るい部屋でその画面を見ると真っ暗にしか見えない・・・(*_*)
構造としては感じの”井”の形をしており、横棒が部屋になっています。
横棒の部屋に入るには、通路より少し高くなっているので足を上げて
頭上を注意して上がります。息子の写った小さい部屋では地下水?の
ためか床がぬかるんでました。
次は今年発見された地下の病院だそうです。
これが入口です。
この入口はとにかく狭くて必ず頭打ちます(>_<)
(ウチの奥さんは頭打たなかったそうです・・・どんだけ~?!)
コチラは1部屋あるだけです。けっこう広いです。
明り取り窓を撮影してみましたが
ピンボケってしまったのと大きさが解らない・・・(>_<)
この周辺にはまだまだ軍の施設が見つからずに密かに眠ってそうです。
この後司令部庁舎へ戻りました。
今回、初めて気付きましたが正門が有ります。
現在はこの門の向う側に柵が有り、通常は閉じられているみたいです。
説明書きが有ります。
正面入り口です。
ここから入って左手が受付です。その奥の通路にも見落としがちですが
展示が有ります。
アプロ504陸上練習機の機体とエンジンです。
その昔のエンジンはみんなこんな感じでしょうか。
ゼロ戦のエンジンの栄型とかもコレを大きくした感じですネ。
珍しい戦闘機のモデルが展示されてます。確か『震電』です。
当時としては画期的な飛行機だったと思います。エンジンを後ろに積んだ
最初の飛行機ではないでしょうか?この飛行機は試作段階で
終戦を迎えました。
次に左が「橘花」右が「秋水」と思います。どちらも試作段階で
終戦を迎えたと思います。
順路に従って進みます。
冬物の予科練の制服と帽子が展示されてます。
流石に海軍の航空隊のためか?軍艦など海軍の写真パネルの
展示が多いです。特にこの記念館に関わりの有る方が乗艦されていたと
思われる「愛宕」や「金剛」に関するパネルが多いです。
そしてココのメインと言える展示がコチラです。
零式艦上戦闘機(ゼロ戦)21型の尾翼部分だそうです。
筑波の掩体壕で見つかったとか・・・?
軍艦のモデルがたくさん展示されてたりします。
一番奥は武蔵です。先日海底で発見されたと書かれてました。
真ん中は何だか忘れました陸奥だったかな?手前は高雄だそうです。
ゼロ戦のエンジン上部には20mmが翼にも機関銃が付いていました。
その薬莢と思います。意外と大きいと感じました。
指令室の扉です。
指令室内です。
副官室です。この引出しの中に子供向けクイズが隠されていました。
その答えを受付で答えると何か景品が貰えるようです。
永遠の0の病室の再現です。
何故かこの灰皿の文言が気に成ります・・・。でも特攻隊員の方々は
この心構えで日々を大切に送られた事でしょう。
皆さんはコレが何のためになされているのかご存知でしょうか?
蛍光灯が写り込んでますが、この堤の中は電球です。
マァ私より年配の方はご存知だと思います。我が息子は
知りませんでした。
そうです。明かりが外へ洩れるのを防ぐためです。
こういう展示のほかに撮影して居ませんが、昭和の懐かしの
お茶の間の風景なども再現されています。ただ置かれているモノが
多過ぎて昭和の年代がゴチャゴチャでした(^^;
永遠の0の小物でしょうか?ゼロ戦のモデルも有りました。
戦闘機としてでは無く、飛行機としてみると姿かたちが美しい。
バランスがとれていると言えば良いのでしょうか。
有難たかったのは係りの方が親切で、イロイロと教えて頂き、写真撮影まで
して下さった事です。お蔭で良い写真が撮れ記念になりました。
自分は決して背が高くはなく平均的な身長?今じゃ低いくらいです。
でも子供達は奥さんに似て背が低く、早く抜いてくれないかなァ・・・。
今までもこんな写真を撮った事は無いと思うので係りの方に感謝です!
帰りは行くときより以上に激しい渋滞で全然進まず、帰宅時には
ヘロヘロ状態でした(>_<)