U-11クラブ新人戦

2018-03-11 18:29:23 | ゲーム

¨準優勝¨という、次のフジパンに向けて「収穫」も「課題」も残る結果だった。力が接近してどのチームにも優勝の可能性がある中、チビリンに続いて優勝したレスタの勝負強さはたいしたもの。

 

1日目のLポート可児はピッチが固くボールが転がったので、良くボールがまわった。2日目の北西部はピッチが軟らかく、ボールがはずむのでコントロールに苦労した。(どのチームも組み立てに苦しんでいた印象がある)


VAMOSはピッチ状態や身体のコンディションが良い時は、面白いゲームができた。個性や長所が良く出ており、アイディアとコンビネーションはピカ一だった。球ぎわや競り合いでも、簡単に負けることはなかった。

 

チビリンのベスト8から2歩前進。後1歩進むために、①相手を抜ききる②ゴールを決めきる③ボールを奪いきる、という『うまさ』と『強さ』を身に付けることが必要


今日聞いたところによると、クラブ新人戦に優勝したチームは、残りの大会(全日本・クラブ選手権・フジパン)は優勝できないというジンクスがあるらしい。残りのタイトルをすべて取って、ジンクスを証明しよう!


U-7

2018-03-08 10:00:00 | ジュニア

最近、U-7の指導をする機会があった。この学年はフェルボールの大会で優勝するくらいなので、個性的でいい選手が揃っている。

 

この年代は無我夢中になってやるから、指導をしていても楽しい。あきさせないようにどんどんやることを変えていくが、どんな練習でも一生懸命にやる。

 

元気すぎる子、負けず嫌いの子、黙々と頑張る子などみんなが力一杯プレーをする。ぶつかったり蹴られたりも当たり前。痛くて泣いたり、悔しくて泣く姿もかわいい。

 

小さいうちはうまくするように練習をしない。サッカーが大好きになるように練習をする。

 

次は大好きなサッカーを楽しんでやっているうちに、自然にうまくなるように練習を考える。うまくなったら、もっとうまくなりたいと思うように導く。

 

練習でできなかったことは自分で練習する、他の選手よりうまくなりたければ自分で練習する、できるようになりたいことがあれば自分で練習する。そうなればしめたもの。子ども達は勝手に伸びていく。

 

そんな風に育った選手にサッカーを伝えることは、とても楽しいだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


U-11とU-10の紅白戦

2018-03-06 10:00:00 | ゲーム

U-11はU-12のチームでほぼレギュラーとして出場していた2名(土曜授業のため欠席)とGKを除いたフィールドプレーヤー7人。U-10はフィールドプレーヤー14人を偏らないように2チームに分けて試合をした。(GKは休みのチームから出す)

 

U-11vsU-10だと観てる保護者が(多分)「こんなにも違うの⁉」と思うくらいの差があった。ほぼハーフコートゲーム。U-10も東海大会へ出場しているので、力がないわけではないが、それでもどうしようもないくらいの差。

 

U-11の選手の方が技術レベルや戦術の理解度が高い。ポジショニングが良く、ボールの動かし方がうまい。判断が速いので、プレーのスピードや攻守の切り替えが速い。


決してフィジカルの差ではない。フィジカルの差は今年のU-12とU-11の方があった。それを技術や判断力で補ってきたのがU-11の選手。

 

「サッカーは、足を使って¨頭¨でやるスポーツ  byヨハン・クライフ 」という言葉を、U-11の選手には去年から何度も言ってきた。

 

情報を得るために『周りをみて』、何が起こるかを予測しながら『何をするべきか考え』、目的を達成するために『複数の選択肢から』、できるだけ速い判断で『正しいプレーを選んで』足でボールを扱うのがサッカー。


U-10の選手にはこれからたくさんのことを伝えていくけれど、常に自分の頭で考えることは忘れないようにして欲しい。頑張って練習して競争して、1人でも2人でもレギュラーポジションを奪う選手がでてくることを期待!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


トレーニングから

2018-03-05 16:00:09 | ジュニア

U-11とU-10のトレーニングをして感じたこと。U-11は1年間教えてきているので、サッカーの基本的なことは理解している。U-10はまだ理解していない。

 

コーンゴール(シュートあり)での1対1の練習をやった。得点したら自分のチーム(次の選手)が続けて攻めができる。ボールをコート外に出したら 、ボールを出したのと反対のチームの攻めになるというルール。

 

まずやらせてみると、U-10はほとんどの選手が相手に向かっていく。どんどんつっかけていき、かわした後に角度がなくてシュートをはずしたり、右利きの選手が左でシュートを打ってはずすことが多い。


1対1でもプレーの目的はゴール。ゴールから逆算して、シュートを打つために、どこへボールを運び、どのように抜くか(かわすか)考えないといけない。

 

ゴールへのコースが空いていれば、ゴールに向かうかシュート。コースに相手がいれば、抜くかかわしてシュート。ゴールの確率をあげるために、ゴール前にスペースを残したり、シュートする角度を残したり、利き足でシュートが打てるように考える。


何も考えないでプレーしたり、できることややりたいことだけをするのはサッカーではない。勝つために、上手くなるために、考え、工夫して練習に取り組んで欲しい。












育成と指導について②

2018-03-01 08:00:28 | サッカー全般

チームで大会に参加するころには、多くのチームで色々なことを「教える」ようになる。その中で特に一生懸命「教える」チームが(決められたことを何度も繰り返すので)連動性に優れ、たくさん勝つことができる。

 

ところが「教える」と個性がなくなり、同じような特徴の選手ばかりになってしまう。「教えられる」と「教えられた」ことしかできなくなる。相手が強くて「教えられた」ことができないと、どうしていいのか分からなくなる。


「教えられる」ことに慣れると、選手は新しい発想がなくなり、判断力もつかなくなる。チームとしても、プレーに広がりや変化がなくなる。こうなると選手もチームも伸びていかなくなる。

 

育成年代の指導というのは、「教える」ことではない。基本や原則などもちろん「教えなくては」いけないこともある。いつ、何のために、何を「教えれば」いいかがすべて分かっているわけではないが、「教えて」いけないことがあることは理解している。

 

基本的な考え方は、選手が育つ環境をいかに作るか。選手同士が競争しながら、助け合いながら、自然に育つ環境ができれば最高。10年後や15年後の姿を想像しながら、環境作りをして個性や長所を伸ばすアドバイスをしていきたい。