最近、U-7の指導をする機会があった。この学年はフェルボールの大会で優勝するくらいなので、個性的でいい選手が揃っている。
この年代は無我夢中になってやるから、指導をしていても楽しい。あきさせないようにどんどんやることを変えていくが、どんな練習でも一生懸命にやる。
元気すぎる子、負けず嫌いの子、黙々と頑張る子などみんなが力一杯プレーをする。ぶつかったり蹴られたりも当たり前。痛くて泣いたり、悔しくて泣く姿もかわいい。
小さいうちはうまくするように練習をしない。サッカーが大好きになるように練習をする。
次は大好きなサッカーを楽しんでやっているうちに、自然にうまくなるように練習を考える。うまくなったら、もっとうまくなりたいと思うように導く。
練習でできなかったことは自分で練習する、他の選手よりうまくなりたければ自分で練習する、できるようになりたいことがあれば自分で練習する。そうなればしめたもの。子ども達は勝手に伸びていく。
そんな風に育った選手にサッカーを伝えることは、とても楽しいだろうな。