ジュニア/新チーム

2019-01-24 10:00:00 | ジュニア

新チームの印象は『悪くない』。『良い・悪くない・まあまあ・良くない・悪い』の上から2番目。1年間指導してきているので、ある程度選手の特長をつかんでいるし、チームのベースもできている。素直で真面目な選手が多いので、吸収力が高く伸びる楽しみがある反面、遊び心やかけひきに欠ける点が心配。

 

ヒビキ(GK):まだGKの練習を始めて3ヶ月だけど、チビリンではファインセーブでチームを救った。身体も大きく、足元の技術もある。期待大。

タイヨウ(DF):人に強くスピードがある。今のところ不動のCB 。最近の趣味はロングシュート(笑)。緊張しぃなので大事なゲームでのポカが心配。

テルヤ(MF/DF):左利きを生かしたSBかと思いきや、ボランチで良いプレーをみせている。インターセプトが素晴らしい。メンタルの強化が課題。

ランタロウ(DF):スピードを生かした攻撃参加に加え、カバーリングの能力が高い。パスもうまくなってきた。ボールタッチに繊細さが必要。

ソノマ(DF/MF):うまへた。意外とスピードがあり、身体を入れてボールが奪える。気持ちがはいるとすごいプレーもするが、軽いプレーが多い。

ハルト(DF):前に出てボールを奪う強さがあり、ドリブルもうまい。いつも積極的にプレーをするようになって欲しい。

ヒロト(MF/DF):VAMOSらしくフェイントがはいったプレーができる。スピードはないが考える力があるので、ボランチがいいかも。

オウガ(MF):最もVAMOSらしいボールの動かし方ができる。何でも聞く「くせ」をなくせ。自分で考えて自分で判断してプレーするのがサッカー。

ソウマ(MF):ボールタッチやスルーパスにサッカーセンスを感じさせるが、ゲームでその力を発揮していない。「攻めはおれにまかせろ」くらいの気持ちを持て。

アツキ(FW/MF/DF):ボールタッチや対敵プレーがうまいだけでなく、小さい身体に似合わない強いシュートが打てる。色々なポジションをこなすが、FWが面白いか?

リョウ(FW/MF):ドリブルが持ち味だが、最大の武器はシュート力。くだらないバックパスが減って、自分で仕掛けるプレーが増えたのは○。

タクミ(FW):いい意味でも悪い意味でもお子ちゃま。得点感覚に優れているが、取れない時はまったく取れない。プレッシャーをかけると頑張る。

ユウト(FW):意外性の男。判断力をつける必要はあるが、中途半端にパスをするくらいならドリブルで全員を抜くくらいの気持ちでプレーしろ。目指せ、メッシ。

リンカ(FW):プレーの切り替えが抜群に速い。スピードがある上に運動量が多く、攻守に貢献度が高い。技術がつけばすごい選手になる。


頭の中が…。

2018-12-03 20:00:00 | ジュニア

クラブ選手権は1次リーグで敗退し、今年度のU-12の公式戦はこれですべて終了となった。

 

その翌日にU-11のトレーニングマッチがあった。数名の4年生を加えてチビリンの準備のつもりだったが、早すぎる新チームのスタートとなってしまった。(トレセンやケガなどで全員が揃っていなかったので、正式なスタートはまた後日になる)

 

ジュニアを指導した5年間で最も期待を持っていた学年が、5年間で最も悪い成績に終わった。その敗戦の翌日の試合はなかなかつらいものがある。

 

頭の中がぐちゃぐちゃ。負けた理由は分かっている。反省すべきことはしっかり反省しなくてはいけないが、気持ちがついていかない。

 

変えなければいけないこと、変えてはいけないこと、新しくとりいれなければいけないことなどの整理ができない。育成年代は勝つことがすべてではないと分かっているけど、それでもなぁ…。

 

今年の6年生が、将来どんなレベルの選手になるかで、今年の負けの意味が変わる。それでも負けて良かったとは思わないが、何かを学んで将来につなげて欲しい。

 

 

 

 

 


初心に戻って考えた。

2018-11-19 19:00:00 | ジュニア

5年前にジュニアの監督になった時に、愛知県とのレベル差にビックリした。当時の愛知県のジュニアユースだと、東海大会で対戦することが多かった愛知FC、フェルボール、名古屋FC、知多FC、東海スポーツなどが強豪チームで(それでもVAMOSの方が勝つことが多かった)、他のチームは強くないという認識だった。

 

ところが、ジュニアユースでは戦ったこともない(ジュニアユースがないか東海大会に出られない)尾西FCや一宮FCやVOICEなどがめっちゃ強く、VAMOSは手も足もでない。愛知県のチームの選手はみんな上手く、VAMOSの選手はどの学年の選手もみんな下手だった。

 

その年の岐阜県クラブ選手権(U-12)に優勝したあとに行った神戸遠征の初日の結果は、各地域(関西、中国、四国、韓国)の強豪チーム相手にABで4試合やって、0勝4敗0得点48失点だった(悲)。大阪遠征でたまたま見た全日本少年サッカー大阪府大会の決勝からは、岐阜県との余りのレベル差にさらに衝撃を受けた(驚)。このレベルのゲームができるようになるまで、何年かかるかなぁ…。

 

岐阜県内の大会では少年団がクラブより強かった。多くの少年団では、勝負がかかったゲームになると守りを固めて「縦ポン」になる。それでは全国大会に出場しても勝てない。そのサッカーに負けるクラブのレベルはもちろん低い。当時の岐阜県代表チームはクラブだろうが少年団だろうが、全国大会では1勝するのが精一杯だった。

 

どうすれば岐阜県のレベルを上げることができるか考えた。VAMOSだけ頑張ってもダメ。まずクラブがしっかりしたプレーをして強くならないと、岐阜県のサッカーは変わらない。そう考え「どこのクラブが代表になってもいいから、競争してクラブのレベルをあげよう。」と、各クラブのスタッフに言い続けた。

 

そのおかげか、翌年からは全日本少年サッカーではクラブが4年連続で代表になっている。残念ながらVAMOSが代表になっていないのは、「デカイ口をたたく渡辺にだけは勝たせるな」と、他のチームが頑張った結果だと思う(笑)。

 

去年は全日本少年サッカー県大会のベスト4を初めてクラブが独占した。今年は少年団が巻き返し、決勝はクラブvs少年団になることが決まった。決勝だけではなく、これからはクラブと少年団が「勝ち負け」ではなく、「プレーの質」で切磋琢磨してレベルを上げていかないといけない。

 

チームとしては他県のチームと互角に戦い、時には強豪のガンバ大阪やフェルボールに勝つことができるようになった。VAMOSは全国大会で「良いゲーム」をして勝つことが目標。(今年はチャンスだっただけにとても残念。)

 

選手としては、県トレセンに複数名の選手が選ばれるようになった。今年のアカデミー福島の最終選考には2名残っている。さらに高いレベルのサッカーをして、Jリーガーだけでなく、日本を代表する選手や世界で戦える選手がVAMOSから育つようにしていきたい。

 

 

 


全日本岐阜県大会

2018-11-18 20:57:13 | ジュニア

注目を集めた(決勝戦のカードでもおかしくない)初戦のレスタ戦には3-1で快勝したが、続く城西戦では3-3からのPK戦で敗れた。内容からいうと負けてはいけない試合だけれど、負けは負け。

 

経験がある監督(と自分では思っている)としては、あってはいけない負け方。強豪チームに勝った後、ほっとして次の試合で足を救われるというのはよくあること。それがわかっているからこそ、選手には「次の試合が大事」と強く言った。それでなくても、トーナメントはすべての試合が決勝戦と同じ。

 

選手は「決勝戦」と思って全力でプレーしたのに、監督が「次の試合」のための選手起用をした。1点リードしただけで「来週の試合」を考えた。

 

ケガから復帰した選手に痛みの再発をさせたくない。

力はあるがレギュラーから外された選手に自信を取り戻させたい。

できるだけ多くの選手を使いたい。

 

自分が選んだ選手を信じていたとはいえ、甘い考えだった。全力で戦ってくれた選手達と一生懸命応援してくれた保護者の方達には、本当に申し訳ないと思う。

 

個人的には今までで一番ショックな敗戦だけど、終わったことにいつまでもくよくよしないで、次の目標に向けて進んでいきたい。トップチームとしてはクラブ選手権に優勝してチャンピオンズカップの出場権を取ること、U- 11はチビリンの県大会に優勝して東海大会に出場すること。

 

最後になるが、さらにレベルを上げるために「ミスしても挑戦する勇気」、「仲間を信じる勇気」、「自分から勝負を決めにいく勇気」を持って欲しい。

 

岐阜VAMOSを応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。これからも頑張っていきますので、引き続き応援をお願いします。

 

 

 

 

 

 


驚かせよう!

2018-11-17 23:30:00 | ジュニア

明日から全日本少年サッカー岐阜県大会が始まる。1回戦の相手は全日本岐阜県大会2連覇中でクラブ新人戦決勝で敗れたレスタ。レスタが勝つと予想している人は圧倒的に多いだろうな…と考えていたら、岐阜VAMOSが日本クラブユース(U- 15)サッカー選手権大会で優勝した時のことを思い出した。

 

東海大会で3位だった(準決勝で清水エスパルスに敗れた)ため、全国大会では第1シード(関東1位)のブロックにはいった。(U-15)クラブ選手権大会では第1回の記念大会を除き、前回までは横浜マリノス(日産)と東京ヴェルディ(読売)の2チームしか優勝していなかった。

 

予選リーグ初戦がその第1シードの横浜マリノス。「弱い岐阜」のチームが第1シードの横浜マリノスに勝つとは誰も思っていなかった。

 

今では笑い話だけど、キャプテンがユニフォームを宿舎に忘れ(ユニフォームが届くまでの間は)10対11で試合をした。そんなアクシデントにも負けず横浜マリノスに快勝すると、あれよあれよというまに優勝をもぎとり全国のサッカー関係者を驚かせた。

 

あの時の選手やスタッフはVAMOSのサッカーに自信を持って、はっきり優勝を目指して戦った。次はオレ(私)たちの番だ。「やって楽しい、観て面白い」サッカーで勝利をつかみ、みんなを驚かせよう。

 

It's  Show Time !