練習から

2017-04-30 22:16:55 | ジュニア
選手のプレーをみていて、良くないなぁ
と感じるプレー。

【パス編】
①「オーライ」の声に反応してパスをする。
②動いた選手に反射的にパスをする。
③フリーな選手の前方にパスをする。
④受け手の方に持ち出してからパスをする。
⑤広いスペースを狙ってパスをする。
⑥ドリブルやシュートを考えないでパスをする。
⑦受け手の状況を考えないでパスをする。
⑧受け手の狙いを考えないでパスをする。
⑨敵に寄せられた時の逃げのバックパス。
⑩誰に出したかわからないパス。

目的を持って、自分の判断で、受け手がプレーしやすいパスが出せるようになろう。



考える力と感じる力

2017-04-28 11:54:46 | サッカー全般
次にどうなるか、1秒後にどうなるか、このプレーに成功(失敗)するとどうなるか、あの選手にボールが渡ったらチャンス(ピンチ)になると考えたり感じたりするのが想像力(イマジネーション)だと思います。

その中でも次の次、次の次の次の展開や2秒後の展開がイメージできる選手は素晴らしい。シャビ(元スペイン代表)は複数の選択肢のそれぞれに複数の選択肢を持ちながらプレーしていたそうです。

ボールを持っている選手が何を狙っているか、自分のマークの相手がどこを狙っているか、ボールを持っている選手が困っている、仲間のコンディションが良くない、体のどこかが痛そうなどを感じたり見抜いたりする力(洞察力)も大切です。

KY(空気が読めない)どいう言葉がありますが、プレーが独りよがりで、周りの空気(周りの選手の狙いや気持ち)が読めていない選手は多いです。

考えたり感じたりする力が伸びると、サッカーのレベルが上がって楽しくなります。普段の生活や練習の時から、考えるくせをつけたり、色々なことを想像(イメージ)したりする努力をしよう。

創造力(クリエイティブティ)は違うものだけれども、新しいものを創るにも、想像力(イマジネーション)は欠かせないよ。




良いサッカー選手になるには

2017-04-26 20:35:03 | サッカー全般
良いサッカー選手になるためにというか、高いレベルでプレーするために必要なもの。(個人的な意見です。)

①サッカーの才能
特に素晴らしい才能を『ギフト(神様からの贈り物)』といいます。
②アスリートの才能
現代サッカーには、フィジカルの強さとスピードは必須です。
③努力する才能
あきらめずにやり抜く力
④環境
地域、指導者、仲間、ライバルなど
⑤運
生まれ月(早生まれにはメリットもデメリットもあります)、監督との相性など

指導をしてきて、才能がある選手ほど努力をしない傾向にあると感じます。井の中の蛙で満足してしまうからです。うまく目標をもたせたり、モチベーションを高めてあげられない自分にも課題があります。

才能のあるなしに関わらず、目標に向かって、向上心をもって、努力を続けることが大切です。失敗や挫折に負けることなく、サッカー選手としても人間としても成長して欲しいと思います。

トレーニングマッチをみて

2017-04-24 17:33:45 | ゲーム

昨日、U-10・9が東海スポーツとトレーニングマッチをしました。後ろで観ていて感じたことです。

 

ボールを持った時に、ドリブルかパスかどちらかしかない。狭い局面で無理に抜きにいってボールを奪われる。パスを出す相手を見ながらパスしてインターセプトされる。簡単にボールを奪い返されて、ずっと攻められていました。


まず敵を怖がらずにボールが持てるようになること。ドリブルだけでも、(周りを見ながら)抜く、かわす、スペースへ運ぶ、キープなどの使い分けができるようになって欲しい。


いつでも味方にパスができるボールの持ち方をして、ドリブルで抜くのか、味方に突破させる(スルーパスなど)のか、味方を利用して抜く(ワンツーなど)のか状況によって選ぶことができるようになると素晴らしい。


敵も味方も見てパスを出せるようになると、敵にボールを当てたり、簡単にインターセプトされなくなる。敵の狙いの逆をついて(足元に出す振りをしながら、インターセプトを狙って出てくる後ろのスペースに出すなど)パスができるようになると最高!


すぐには難しいいけど、みんなが最高のプレーができるようになると、最高のサッカーができるよ。












指導者と選手と親(保護者)

2017-04-22 21:30:55 | サッカー全般

以前、担当していたクラス(中学生)の保護者の方に、「家ではちっとも親の言うことを聞きません。コーチの言うことだけは聞くので、よろしくお願いします。」と言われたことがありました。

 

反抗期でも、自分が好きなサッカーに関しては『聞く耳』を持っていたということです。上手くなりたいから指導者のアドバイスを『聞いて』プレーに『生かして』いました。

 

プレーに関してだけでなく、(将来の自分のために)『勉強が必要』、『食べ物の好き嫌いをなくせ』と話すと、家でやるようになっていったそうです。

 

「言うことに100%従え。」と、言ってるのではありません。『聞いて、やってみる』という姿勢がなければ成長はありません。自分の考えとすりあわせながら(サッカー観を作り上げながら)、トライする姿勢をもっていたように思えます。

 

最近は、気質や考え方が変わってきているのか、自分が最優先になっています。そのせいで、指導者>選手>親  という関係だったのが、選手>親>指導者か   親>選手>指導者という関係が多くなってきています。ちなみに自分の時は、指導者>先輩>自分でした。


アドバイスを聞いてくれないと、指導する意味がなくなります。小学生はまだ素直で指導しやすいですが、『中学生は大変だぁ』と、感じる今日この頃です。