日本代表~ガーナ戦から

2018-05-31 12:00:00 | サッカー全般

日本のホーム。長旅のガーナのコンディションは当然良くない。結果は0-2の敗戦。


新しいフォーメーションの3-4-3と3-5-2と4-4-2を試した。選手も17人使ってコンビネーションの確認をした。


ロシアでは4年前より力が落ちた選手を中心にしたつなぐサッカーで、4年前よりレベルが上がっているサッカーと戦うことになる。

 

4年かけて作り上げるべきチーム戦術や磨き上げるはずのコンビネーションはない。状況に応じた細かい決め事もない。


少ないチャンスを確実にものにする決定力がない。ミスをおかすことなく、粘り強く守り続ける力もない。


ないないづくしでは、ジャイアントキリングは起こせない。はぁ~(-_-;) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


レアルマドリード3連覇

2018-05-28 22:00:00 | サッカー全般

「凄い!」の一言。選手も監督もチームもすごい。チャンピオンズカップの3連覇なんて想像の範囲を超えている。

 

決勝戦のMan Of the Matchのベイルは、”スーパースター”だということと”ロナウドの後継者”は自分であることを自らのプレーで証明した。チャンピオンズカップの決勝戦で交代出場した最初のシュートで決勝ゴール!しかもオーバーヘッドキック。信じられない‼ あそこで決めるか⁉

 

リバプールの「前でボールを取る」と言うときの読みの良さとアプローチの速さ。連動性。球際の厳しさとしつこさもスゴイ! ボールを奪った後の攻めも、速いだけでなく厚みもあった。全体のプレーが素晴らしかっただけに、ベストメンバーでのゲームをもっと観たかった。

 

サラー退場後に明らかにレアルペースになった。ゴールゲッターとしてだけではなく、ドリブルもパスもできるサラーがいなくなったことでリバプールの攻めの”怖さ”が大きく減った。

 

マルセロ(レアル)とサラーのサイドの攻防がポイントだったけど、サラーがいなくなったことでマルセロの守備の負担が減り、自由な攻撃参加ができたことが勝因の1つ。(悪い意味で)決勝戦のMVPはラモス。ずるいプレーでサラーを負傷交代させ、調子の良かったマネを1点におさえた。

 

1点目のベンゼマのシュートも(GKのミスとはいえ)ずるさを感じる。3点目のベイルのミドルもGKの意表をついた。元々スーパースターの集まりだけど、チーム全体の経験値が高く試合運びや勝負強さにつながっていた。


フルコートのゲーム

2018-05-28 18:00:00 | ジュニア

U-12 vs U-13のゲームを11人制フルコートの25分ハーフで行った(ボールは4号)。小6は7人(MFのゼンとDFのシンノスケ、GKのユウセイが休み)だったので、中1からCBにタイガとレンタロウ、ボランチにタツヤのジュニア出身の選手を借りて加えた。GKは前半ユウヤ、後半にヒロトの同じくジュニア出身の選手にやってもらった。


フルコートの25分ハーフなので、小6には「体力作りだよ」と言って試合をさせた。立ち上がりはボールを動かされ苦しかったが、徐々に相手のプレーに慣れてボールを奪ったり、攻めたりできるようになっていった。お互いに攻めあった後、1人接触プレーで倒れ人数が少ない間に先制点を奪われた。それでも、前半の間にライオのミドルシュートのゴールを皮切りに逆転。後半にも1点を加え3-1でゲーム終了。

 

(いつもとは違うポジションだったが)スピードのある中1が中央をしっかり守ってくれた。サイドからの攻め、中央からの攻め、ミドルシュート、細かくつないでの攻めや速攻など、小6だけで多彩な攻めができゴールを奪えたことが良かった。暑い中、中1は交代しながらリフレッシュした選手が出てきたが、交代することなく50分プレーを続けた小6はよく頑張った。

 

欠席者もいたし、こちらのチームにも選手を加えているので中1はもちろんベストメンバーではなかった。担当の松野コーチが休みだったので仕方ない面もあるが、もう少し頑張らないといけない。うまい、速い、パワーがあるなどの特長がある選手が多いので、チームとしての狙いをしっかりもってプレーできるようになるといい。





5年生のプレー

2018-05-25 18:00:00 | ジュニア

顔を向けた方の(近くの)選手しか見れない。

ボールを持った時、前に敵がいたら向かっていく。味方の場合はパスして止まっている。

ボールを持っていない時、ボールを持った選手が何をするか見ている。

ボールを奪った時、ボールを奪った選手がそのまま敵に突っ込んでいって奪い返される。

味方だけを見てパスを出して、間にいる敵にボールを渡す(奪われる)。

ボールだけ見て(後ろ向きで)パスを受けようとして、マーカーにインターセプトされる。


この前の津田FC戦と同じ。サッカーが狭い(小さい)。敵とのかけひきがない。まったくVAMOSらしくない。

 

すぐできるようにはならないかもしれないけど、意識が高ければ、できるようになっていく。何も考えずにやっているといつまでたっても変わらない。


 

 





西野ジャパン

2018-05-21 21:00:00 | サッカー全般

予想はしていたけど、とても「日本人」らしい選考。急な監督交代だから仕方ないといってしまえばそれまでだけど、実績重視のベテラン頼みで(平均年齢高過ぎ!)、驚きも期待感もなし。

 

戦法は(日本らしく)つないで(西野監督らしく)攻撃的にいって玉砕するか、10人でゴール前にベタ引きして亀のように縮こまるかの2択。それ以外の戦法や戦術は時間がなくて中途半端に終わるのが怖くてできないだろう。臨機応変に戦うとか状況に合わせて戦うということができないのも日本の特徴だし。


こんな状況になったのも日本サッカー協会が、「JAPAN'S WAY」と言いながら、日本人の良さを生かした『日本のサッカー』を示すことができていないことが1番の問題。(日本らしい)代表のプレーモデルがないので、それに合わせた育成もできない。


代表レベルではドイツに学び、ブラジルから多くの選手がやってきてプレーを伝え、育成はフランスの真似をして(個人的には失敗だと思っている)、次はスペイン。最近またドイツとパートナーシップ協定を結んだ。結果を残したところに倣えか習えか分からないが、次は育成年代で成績を残しているイングランドか?


ちなみにJリーグができてからの代表監督の国籍は、(間に日本も入るが)オランダ、ブラジル、フランス、ブラジル、旧ユーゴスラビア、イタリア、メキシコ、旧ユーゴスラビア。Jリーグができて25年の間に、パートナーシップを結んだ国の監督はトルシエただ1人。

 

ネットで読んだ記事では、スペインでサッカーを学んだある日本人指導者が、「スタートポジションがない印象で、そうなると困ったときや失敗したときに戻るところがありません。だから、結果として目立つもの、世界大会で勝った国のやり方をポンポン引っ張ってきて、それがダメだったら捨ててまたゼロからスタート...となっている気がします」という感想を述べていた。まったくその通り!

 

今の段階で4年後も8年後もワールドカップで日本代表が勝つことは想像できない。12年後、16年後の指標となるような「日本代表」のサッカーが観たい。西野監督、ボロボロに負けてもいいから「これが日本サッカーの進むべき方向」を示すようなメンバーと戦法(戦術)で戦ってほしい。(もう遅いか?)