日本代表戦を観て

2018-03-28 22:42:50 | ゲーム

率直に言うと、つまらない。前途多難。ウクライナ強いな。

 

ワールドカップには出られないマリとウクライナと対戦して1-1と1-2。勝ち癖をつけるために「強くない国を選んだ」らしいが、自信をなくすだけの結果になった。ワールドカップ出場国に「強化のための対戦相手として選んでもらえない」からではないのかと思えてくる。

 

圧倒的に個の力が足りない。フィジカルはもちろん、技術、判断力、寄せの速さ、競り合いの強さ、ボールへの執着心。すべてが足りない。

 

1対1がベースの守りで簡単にやられ、どんどん崩されていく。個の能力が高い選手だと2人で挟んでも、3人で囲んでも突破される。前から取りに行っても取れず、サイドの高い位置に起点を作られて押し込まれる。ウクライナのミドルパスやロングパスの精度の高さとチーム戦術の洗練度ばかりが目に付く。

 

攻めでも突破どころか、前線の選手はまともにパスを受けさせてもらえない。パスのスピード、精度がウクライナと比べて低い。つなぎや組み立てにも差があり、単純な縦パスばかりでチャンスが作れない。FWはシュートが打てない。

 

メンバーにはコンビネーションやある程度のオートマティックさは必要。それを考えると最終予選を戦ったメンバーを中心にレギュラーは決まっていて、このゲームは単にオプション探しなんだろうと思う。(アピールできたのは中島くらいか?)

 

高い位置でボールを奪ってショートカウンターができるほど守備力がなく、ゴールを奪いきるだけの攻撃力がないことが証明されたと思うがメンバーが変わればできるのだろうか?(所属チームで試合に出ていない選手や、昨シーズンほど活躍していない選手は多いし)

 

今のままだとワールドカップの本番でも期待できない。戦術家といわれるハリルが魔法使いのようにチームを変えて勝利に導いてくれること、すなはち『奇跡!』を信じて応援しようかな………はぁー。

 

 


2018-03-26 19:00:00 | ジュニア

指導をしてていつも思うのは、ゲームで出す声のレベルが低いこと。自分がボールを欲しいだけの「オーライ(か、名前を呼ぶだけ)」が多い。ひどいと「オライオライオライ」ボールを欲しいだけでなく、ボールを持っている選手をあわてさせるように声を出す。

 

「落ち着け」「あわてるな」「がんばれ」「とられるな」「とりかえせ」「ナイスプレー」「ナイスパス」「ナイスシュート」「いくぞ」「やるぞ」「仕掛けろ」「勝負しろ」これくらいの言葉さえ出ない選手が多い。

 

コーチングといえる「フリー」「ターン」「上がれ」「下がれ」「(××番)マーク」「寄せろ」「当たれ」「クリア」「××がフリー」「逆を見ろ」「右(左)が空いてる」「ゆっくり攻めよう」になるとほとんど出ない。自分が逆サイドにいるときだけ「逆!」と言うが。

 

攻めの選手が前を向いてボールを持っているときに、「後ろ!」という声もよく聞く。その状況で後ろ?なぜ?攻めの選手にとって見せ場(勝負所)なのに。追い抜いてやった方が、よほどいいサポートになるのに。ゴール前へ走りこんだ方が、得点チャンスが大きくなるのに。

 

1番よく聞くのが文句。自分のミスはそっちのけで味方のミスにだけ、文句を言う。自分がやるべきことをやっていないのに、ほかの選手に文句を言う(自分は守りをしていないのに失点すると「しっかり守れよ」)。自分より下手だと思っている選手にだけ、文句を言う。だいたい自分がうまいと「勘違い」している選手に多い。そういう選手はサッカーのレベルが低い。

 

声を出して仲間をはげましたり、勇気づけたり、ほめたり、仲間に状況を教えたり、指示したりするのは、プレーやその後の展開をチームに有利にするため。仲間やチームにとって良い声を出せる選手は、『声の技術』があるいい選手。

 

声はトラップやドリブルやパスと同じように、プレーの基本の一つ。みんなが『声の技術』を身につければチームのレベルがグッと上がる。仲間やチームにとっての良い声が出せるように努力しよう。

 

 

 

 

 


1回目の練習から

2018-03-23 18:00:00 | ジュニア

昨日から5年生と4年生を1グループにして練習を始めた。2018年度のジュニアトップチームのスタート。内容はウォームアップ、ボールタッチ、ポゼッション、ミニゲーム。

 

ポゼッションは、5年生は8m×15mのコートで5色使って(2+2)vs(2+2)+フリーマンの実質5vs4のパス回し。(2+2+2)+フリーマンvs2という実質7vs2でスタートして、カラー制限(同じ色にパス禁止)やタッチ数の制限をしていき、途中で変えた。4年生は8m×8mのコートで4色使って2+2+フリーマンvs2という実質5vs2のパス回し。

 

4年生はうまくパスがつながらない。パススピードが遅い上に、まず足元にボールを止めることが多く、DFに寄せられてしまう。途中で「1stタッチでパスをしたほうがいいのか、止めるほうがいいのか判断をすること」と「止める時も足元ではなく、次にパスがしやすいところに止めること」を伝えると多少パスがつながるようになった。よりパスがつながるようになったグループには「パスコースを作るように動くこと」と「どちらの足にパスを出すべきか」を説明したら、さらに良くなった。今日できたことがすぐ身につくとは思わないが、アドバイスに反応して効果がすぐでるということは、理解力や吸収力が高いということなので、今後に期待がもてる。

 

ミニゲームは縦28m×横16mという狭いコートでの5年(5名)vs4年(6名・7名)でミニゴール・15分ハーフ(GKは5分ごとに全員で交代)を2試合。5年生はよくやってきているので、狭いコートにもルールにも慣れている。中でもうまいプレーをみせたのはライオとレンタロウ。狭い中でもボールを奪われないコントロールやパスを通す技術がありゴールも奪える。レンタロウは「パスコースがないって!」と言っていたが、「人数を数えてみろ。(GKを除いて)仲間が3人、敵が6人だったらパスコースがないのが当たり前。その状況でどうするかだよ」と言ったら、その後は普通にプレーをしてパスを通していた。やればできるじゃん。

 

何も言わないで始めたミニゲームでも、たった60分で4年生のプレーの速さや正確性があがった。5年生(強い相手)に勝とうとして一生懸命にプレーするだけでうまくなっていく。ほんとゲームが1番いい練習。4年生が伸びて競争が生まれチームが強くなっていく。楽しみになってきたなぁ。

 

 

 

 

 


U-11 PUMA CUP

2018-03-19 12:02:05 | ゲーム

残念ながら、初戦に引き分けたため上位トーナメントへは行けなかった。2日間で6試合を戦って5勝1分け得点42失点9。攻撃力があることは示したが、失点が多い。参加チームが多くなりすぎて、大会方式は変則(4チームブロックで1チーム戦わない相手があるなど)で、レベル自体も低くなっている。試合をする環境としては素晴らしいが、来年の参加は考える必要があるかも…。

 

フレンドリーマッチは4年生だけでゲームをした。対戦相手には5年生が多く、良い経験になった。試合ごとに選手の組み合わせやポジションを変えながら、1人1人の特長や個性やプレーぶり、適正ポジションを考えながら見た。その中で目についた選手は、2日目に5年生に混ぜてプレーをさせた。何人かは良いプレーをしたが、5年生からの信頼感がまだないため力が発揮できたとは言い難い。まあこれからだね。

 

3月17日はロクエイの誕生日。FWにしたらバースデイゴールをあげたついでに、サッカー歴初のハットトリックを達成。翌18日は、ゼンがバースデイゴールをあげた。(いつも今日みたいなプレーをして欲しい。)17日のゲームではユウリも初ハットトリック。それで自信がついたのか、ユウリは次のゲームからは人が変わったように積極的にプレーするようになった。こういうことがあるから面白いなぁー。

 

自分たちの特長を生かしながら、より高いレベルへいくために必要なもの。個々のうまさ、強さ、個性。アイディア(ひらめき)とコンビネーション。プレーの確実性。シュートの決定率。ゲーム運び。勝ち上がっていくためには、チームとしての層の厚さ。

 

課題もあるが、伸びしろもたくさんある。4年生が伸びてくるとまた楽しくなる。みんなが高い目標をもって、明日からの練習に取り組もう!

 

 

 

 

 

 

 


火曜日のナイター練習

2018-03-14 22:00:00 | ジュニア

トレセンなどで休みが多かったので、3年生から5年生の全員で一緒に練習をした。といっても総勢19人。

 

練習内容は、ほぼ1対1と3対3。はっきり言ってみんな下手。ただ下手なのは仕方ないが、一生懸命やっていない選手が多いことが気に入らない。

 

1対1でボールを失っても、点を取られても、負けても、悔しそうじゃない。3対3になると他人のプレーをただ見てる選手やサボって休む選手がでてくる。


同じ失敗をくりかえす。工夫をしない。守りをしない。頑張らない。上手くなりたい気持ちが感じられない。


他人のプレーをみるのは『ベンチ』か『観客席』。見ていないでプレーをしよう。攻めしかしない選手は、最高でも100点満点の50点。


考えて、工夫をして、走り回って、身体を張って、頑張ってプレーしていたら上手くなる。そんな選手ばかりだったら、練習はゲームだけで十分なのになぁ。