U-7トレーニングマッチから

2017-07-28 21:45:11 | ジュニア
U-7(小学1年生)のトレーニングマッチがありました。強豪のフェルボール、VOICE、アウトラインが相手です。

試合前にミーティングをしました。日陰を探し、全員集めて(顔が見えるように)前に座らせるまでが、まず一苦労です。

ミーティングで何か言うと、突っ込みが入ります。誰かが一言いうと、連鎖反応でほかの選手がしゃべります。何とか黙らせ「希望のポジションは?」と聞くと、「きぼうってなに」とかえってきます。(笑)

日曜日のU-8とU-7のゲームを見て、「団子サッカー」になるのは分かっていました。その時はあまり点が取れなかったので、攻めの時は、「大きな団子」を作って攻めると点が取りやすいことを説明しました。

次に「大きな団子」を作るために、①右サイドの選手は、真ん中より左へいかない②左サイドの選手は、真ん中より右へいかない③FWは、ハーフラインから下がり過ぎない④DFは、2人揃っていなくならないというルールを決めました。フォーメーションは1-2-4-1です。

第1試合と第2試合は、集中力もあり、「大きな団子」で攻めることができました。VOICEとフェルボールから7点を奪い2連勝です。すごいすごい。

左サイドの団子から、りおが真ん中へ持ち出し、右のりゅうのすけにパス。縦に突破したりゅうのすけの折り返しを、ゴール前につめたらいとがシュート。ゴーーール!というのが、狙い通りのベストゴールでした。

みんなが色々なポジションを交代でやりました。そのせいもあって最後のゲームに負け、テンションがだだ下がりでしたが、みんなが良く頑張り、やっていて楽しい1日でした。

まだまだサッカーにはなっていませんが、個性的な選手が揃っているので、これからが楽しみです。ポジションの役割を覚え、自分の個性や特長を生かせるようになるといいなぁと思います。








選手が育つ環境

2017-07-24 17:29:12 | サッカー全般
岐阜VAMOSには、「選手1人1人がゲームを作る」「選手がコンビネーションを作る」という井上の教え?があります。

サッカーは、「自分の判断でプレーできる」から楽しいのであって、監督の指示どうりにプレーしなけれぱいけないものではありません。

決まったコンビネーション(多くは流行りの攻めかた)を教えてプレーさせても、同じようなプレーをするJリーグの下部組織には勝てません。

教えて、やらせれば、それなりに勝てるようになり、ある程度のレベルまではいけます。逆に言うと、教えて、やらせたら、高いレベルにはいけないということです。

教えて、やらせていれば、全国大会へ2倍の回数出場していただろう。その代わり、優勝はもちろん、準優勝も3位にさえもなっていないだろうというのが、個人的な実感としてあります。

選手がゲームを作る意識を持ち、仲間とコンビネーションを作って戦えるようになったチームは、こちらの予想を越えるプレーをします。ワクワクするようなプレーで勝利し、大会で良い結果をおさめます。

個人的にも力をつけます。個性を伸ばし、Jリーガーになる選手がでてきます。教えられ、やらされる環境からは、絶対に得られないものを身に付けます。

そういう環境で育った岐阜VAMOS出身のJリーガーは、他の岐阜のチームに比べ、数が多いだけでなく、突出して契約年数が長いのが特徴といえます。










日本人あるある<サッカー編>

2017-07-21 17:24:32 | ゲーム
<よく聞く日本人評>

①ボール扱いは上手いが、サッカーは下手。
②クローズドスキルはあるが、オープンスキルがない。(敵がいないと上手いが、敵がいると下手)
③練習では強いが、本番では弱い。
④個性がない。


<日本でよくあること>

①教えてもらわないと上手くならないと考える。
②1つの技術を取り出して、反復練習を繰返す。(トラップだけ、バスだけ、ドリブルだけ)
③敵のいない状態で練習をする。
④待ち時間や練習時間が長い
⑤下手な選手はゲームをさせてもらえない。


<これが正しいと思うこと>

①(1人でできることは)自分で練習する。
②複合的な練習をする。
(トラップ~ドリブル~パスやシュート)
③実践的な練習をする。
(敵のいる状態でできるようにさせる)
④効率の良い練習をする。
(休みが少なく、集中力をもってできるように)
⑤ゲームの時間を多くして、みんながやる。











フジパンカップクラブ予選(評価)

2017-07-18 17:43:46 | ゲーム
ゆうや 6.0 守備機会が少ない中、FKでのナイスセーブは良かった。『いつも』レスタ戦くらいの積極性があるといい。

かずき⑤ フィールドとしては、出場時間が少ないため、評価なし。GK 5.5 前に出て良く守った。

けんせい 6.0 高い身体能力を活かした守りで頑張り、時折みせる攻撃参加も迫力があった。攻守ともに、もっとできるはず。ボーッとする時間をなくそう。

たつや 6.5 DFの中心として、身体を張った守りやカバーリングで守りを引っ張った。積極的にプレーして、後ろからでもチームを操れるようになれ。

れんたろう 5.5 アウトラインA戦では、ナイスカバーの連発でよく守った。ドリブルの技術やキックの精度を上げて、アシストやゴールができるようになろう。

ふうか 5.0 厳しい寄せや粘り強い守りは、いつも通りできた。攻撃の起点となれるように、パスの技術や判断力をあげよう。

れんたろう⑤ 5.5 チーム1番の積極性で、攻守に渡って貢献した。オーバーラップでチャンスを作り、アシストもした。


ろくえい⑤ 出場時間が少ないため、評価なし

しんのすけ⑤ 出場時間が少ないため、評価なし

たいが 6.0 低めのポジションでバランスをとり、長い足を生かした守りも良く効いていた。サイドチェンジやロングシュート、サイドへ出ていってクロスなと、まだまだできることは多い。持久力もつけよう。

とうま 4.5 運動量が少なく、得意のスルーパスも不発。なんとなくプレーしていて、「ゴールを奪うんだ」という意欲が感じられなかった。キャプテンとしてもゲームメーカーとしても期待していただけに残念。

れい 1ゴールしたが、出場時間が少ないため、評価なし。

ぜん⑤ 5.0 中盤で簡単にボールを失うこともなく、攻守ともに堅実にプレーできた。もっと「らしさ(=個性)」を出そう。

ひろと6.0 ドリブルやパスで攻めを引っ張るだけでなく、中盤での守りも良かった。まだ自分の力をチームに生かしていない。判断を良くして、アシストもゴールも増やして欲しい。

らいお⑤ 5,5 高い技術で逆をとったり、ゴール前でうまくマーカーをはすして、ゴールを決めた。持っている力をプレーに生かすのはうまいが、できないプレーにも挑戦していこう。

あると⑤ 4.5 一生懸命だが、まじめすぎる。気持ちが空回りしていた。持ち味のスピードや得点力を生かすために、緩急やフェイントを身に付けよう。

こうせい 7.5 今大会のMVP。チームのゴールの半分以上を叩きだした。高い身体能力を活かした球際の強さ、粘り、スピードなど、相手チームのDFにとって『イヤな』選手だった。もっと点が取れるように、確実なプレーを身に付け『怖い』選手になれ。

フジパンカップクラブ予選(総評)

2017-07-18 17:35:33 | ゲーム
順位:4位
結果:6勝3分
得点:31点
失点:2点

得点はもっと取れた。
MFのサポート、SBのポジショニングなど中盤での組み立てに工夫がなかった。
11人制と比べると、前に速くなるのは仕方がないが、単純になってはいけない。結果的に無理なプレーが多くなり、決定力が低くなった。
止める、蹴るの精度をあげ、正しい判断を早くできるように努力しよう。

失点は0にできた。
フィールド外からの「ハンド!」の声でプレーをやめるようでは、レベルが低い。ホイッスルが鳴るまでプレーを止めないというのはサッカーの基本。
足を簡単に出さないというのも、守りの基本。身体を寄せてついていってれば、フリーでシュートを打たすことはなかった。いい形でボールを持たれたら、我慢して粘り強い守りができるようになろう。
失点にはつながらなかったが、無駄なファウルをなくしていくのも大事になる。



常に高い目標を持って、高い意識で、練習に取り組んで欲しい。