エッセイ的な何か

エッセイ的な「何か」です。
エッセイなのかコラムなのかダイアリーなのか自分でもよく分かりませんが「何か」です(笑)

特技

2007-01-29 | ちょっと考えた事

前回の記事「比較」とリンクする内容ですが、たまにプロフィールなどで「特技」という項目を目にします。
俺は毎回この「特技」という項目を見て疑問に思うことがあって
「いったいどのレベルを持って特技を謳っていいのだろう?」
と感じています。

何事も下をみればキリがないですが、上を見てもキリがないわけで、例えば特技「料理」だとすると、いったいどの程度の腕があって特技を謳っているのかと。
俺からしたら、いわゆるプロ。ある意味頂上付近を極めて初めて「特技」と名乗れるんじゃないか?と思ってるのですが、それだと基準が厳しすぎるのでしょうか?
でも、上には上がいるわけで、中途半端な知識や技能で「特技」を名乗るのはおこがましいというか、そう感じてしまうんですよね。
だから「料理」であれば自分で店を持てるくらいになって始めて「特技」を名乗れるんじゃないかとか、車の運転であればA級ライセンスを持っているとか、英会話だと本当に英語でなんの淀みもなく普通に会話が出来るくらいになってはじめて「特技」と言えるんじゃないかと、個人的にはそう思ってます。

「そんなこと言ってたら特技なんて持てないよ」

俺は、その通りだと思います。
軽はずみに「特技」を謳うべきではないと・・・と言うのも、俺は「俺の特技はこれです」と言われたら、単純にそういうレベルをその人に期待しちゃいますよ?
これは逆も言える話で、俺が「○○が特技だ」と口にした以上は、かなりのレベルを期待されてもしょうがないというか、それで当然だと。
だから、きちんとした自信と実力を備えてからでないと、簡単に「特技」を口にすべきでない・・・と自分ではそう思ってます。
でも、そうすると「なんだおまえ、特技の一つもないのか?」なんて、言われることもありますけど、きっとここは価値観の違いなんでしょうね。
今のところ、特技はありません。