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沖縄の人間の盾作戦 (写真はありません)

2018年01月20日 | 日記
民間ピープルになったので、比較的自由に発言できるということで、沖縄方面にちなんだお話を少し。政治的発言ですのでご興味ない方はパスしてくださいませ。

近頃、沖縄の普天間基地問題で沖縄県との不毛なバトルがニュースになっております。
いくつかの不都合な事実があるので、不確かな記憶を頼りに書いてみます。
世の中にあまりにも偽善めいたフェイクニュースが多いのでガッカリでございます。
一番危ないのがNHKかもです。

千葉県習志野市の官舎に住んでいた20数年前、1990年代と思います。お隣さんが沖縄防衛施設局(現在は沖縄防衛局)でお勤め(単身赴任)で、沖縄の基地問題を担当していまして、普天間基地の横にある小学校があまりにも基地に近く危険で騒音が大変だということで、移転の話を進めておりました。
その方が肩を落として言われるには、政府が小学校の安全を確保して安心して授業ができるように移転の話を関係者としているが、皆さん移転に反対されうまくゆかないのだそうです。
そうこうするうち政府は小学校移転を断念してしまいました。
安全なところへの移転に対する反対運動が勝利したとのこと。それ以降基地反対運動家の人間の盾としてこの小学校が使われているわけでございます。
正常な常識を持っている住民が住んでいるならば、とっくに移転したことでございましょう。

地理的位置から、あれだけ基地に近いなら当然移転となるはず。
ただし、米軍の軍事活動に対する妨害活動に使うならば絶好の場所にあります。

話が飛びますが、沖縄本島に中城海上保安部というのがあり辺野古への基地移転反対運動対応の海上保安庁の拠点となっておりますが、反対派からの嫌がらせが絶えません。朝早くからマイクでがなり立て、フェンスの扉に外から南京錠をかけ出入りできないようにしているそうです。海保は警備員を雇ってガードしているとか。反対運動をしている人々は、何と人としてレベルが低いのでありましょうか?あきれるばかりでございます。

これと同じようなことが、首都圏の空を守る茨城県の百里基地に存在します。

民間の茨城空港とペアになっている航空自衛隊の重要な基地ですが、タキシーウェイ(誘導路)が1か所「く」の字に曲がっています。反対運動の名残です。誘導路は滑走路よりも強度は劣りますが、メインの滑走路が使えないときに予備の滑走路として使えます。ところが「く」の字の場所があるためそれができません。軍事用滑走路としては欠陥空港です。グーグルの地図衛星写真で見ると一目瞭然でございます。まあ~並行して民間滑走路ができましたので、いざ鎌倉の時には茨城空港を使えばよいので、かつての問題は事実上解決している感じです。中国のLCC春秋航空が茨城空港を使用しているので、百里基地の情報は中国に筒抜けでございます。お寒い防衛能力と言わざるを得ません。

軍事基地に反対される方の典型的な思考形態に、基地があるから攻撃され被害を被るという思考があります。
これは、侵略する側から考えますと大変不合理です。というか都合が良いです。

「点」で考えますと、上陸作戦を行う場合、反撃を最小にするため最初にレーダーサイトや滑走路などの基地をピンポイントで破壊します。それは基地とその周辺に限られます。住宅などの民間人居住地域は攻撃されません、高価なミサイルや爆弾がもったいないです。

「面」で考えますと、上陸場所をどの場所に選定するかという問題があります。
反撃を最も受ける敵基地のど真ん前に上陸しますか? 強力な反撃を受けて全滅するかもしれませんよ。上陸部隊の損害を最小限にとどめるなら、敵の基地がない場所を選ぶのではありませんか?第2次世界大戦の上陸地点は沖縄戦にしてもノルマンディー作戦にしても敵の少ない防御力の弱いところから上陸しています。その方が損害が少ないからです、きわめて合理的な判断でございます。

私が2年間勤務した石垣島は、地形が変化に富み、守りやすく攻めにくい島です、要塞戦に最適な島ともいわれているそうです。。かつ沖縄県最高峰の於茂登岳(500M)があります。ここにレーダーサイトを設け、地対空ミサイルを配備すれば、沖縄海域の南側全体をカバーでき防衛能力を飛躍的に向上できます。敵を早期発見できるからです。現在の戦争は、先に発見した方が勝ちます、何故なら使用する武器が百発百中だからです。

逆に、そうであるならば仮想敵国の中国にとっても是非とも占領したい島です。占領したい島に敵の軍事施設は少ない方が好都合です。ですから中国は石垣島に日本の基地を作らせないようにします。
裏を返せば、石垣島全島をハリネズミのように要塞化すれば中国は上陸をあきらめる可能性があります。これは、先の大戦(大東亜戦争)でアメリカが用いた飛び石作戦で行われています。連合艦隊の根拠地であるトラック島(母親の兄が戦死しています)こそ爆撃しましたが上陸はしていません、抵抗を受けそうな島は攻撃しないで素通りしています。この史実から石垣島に敵を上陸させず素通りさせるには、強力な反撃力を持たせることが必要という結論になります。
ですから、石垣島の住人が自衛隊の配備に反対することは、敵利行為であり自らの島を積極的に敵に差し出す、あるいは危険にさらすことと言えるかもしれません。

物事には、裏と表があります。ニュースは本当か?と疑ってみるべきでございます。発想を転換し逆の立場から考えてみると、案外物事の本質が見えてくるのかもしれません。

おしまい。






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