Panasonicのメールマガジンに北海道室蘭時代に撮影した写真が掲載されました、とか。
本日2月17日 突然次のようなメールが来てびっくりしました。
火曜日にインフルエンザA型と診断され、会社の規則で休業・静養中でございましたが、ちょっぴり元気が出ました。
うわわ様
平素はLUMIX CLUB PicMateをご利用いただきまことにありがとうございます。
PicMate事務局です。
このたびうわわ様の写真「洞爺湖の冬」を本日発行のメールマガジンに掲載させていただきました。
引き続きLUMIX CLUB PicMateをご愛用賜りますよう、よろしくお願いいたします。
以上です。
何じゃらほい?ということで、次の写真でした。
ユーザーサービスでカメラ各社は、それぞれ投稿サイトを持っています。PanasonicのLUMIX CLUB PicMateは、ユーザーが比較的少なくしたがって投稿写真も少ないので、取り上げられるチャンスが広がります。パナソニックのデジイチをお持ちの方は、ぜひ利用してみてくださいませ。
メールマガジンに掲載されたからといって商品がもらえるわけではありません、名誉のみです。
データを見ますと
2013年2月17日1045撮影
カメラ:Panasonic LUMIX DMC-GX1
レンズ:LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6
4年前の今日だったのですね、なにか遠い記憶になったような気がいたします。
一枚の写真からいろんなことが思い出されます。
場所は、洞爺湖サミットが開催された現在名「ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」
写真お友達の嶋田ご夫婦ゆかりの超高級ホテルでございます。北海道室蘭在住中は大変お世話になりました。鳥撮りの先生でございます。ここの和食の料理長は金沢で「六花」という料理屋を開き昨年ミシュランの星2つをとったそうでございます。この金沢のお店を教えてくれたのも嶋田ご夫婦でございます。ありがたいことでございます。
冬の積雪がないと撮れない期間限定の場所から撮ったものです。
というのは、ホテル手前の一段下の従業員駐車場の雪を除雪車で捨てた高さ3~4メートルの雪山の上に這い登って撮った写真でございます。
夏は、雪山がありませんので笹などの藪が邪魔してこの景色は撮れません、冬限定です。
三脚とカメラの入ったバックを担いで雪山に這い上がり、少し歩くと雪に落ちて雪まみれになり、三脚も沈むので段ボールを敷いて、霧が晴れるのをじっと待って撮ったものです。
2~3日前に気温25度もある尖閣派遣からいきなりマイナス気温の北海道に帰り、気温マイナス7度の世界で霧の晴れ間をじっと待つ…朝7時から11時ころまで約4時間雪山の上で過ごしてました。
時々車に戻って暖をとっていました。
好きだよね~写真が…。(どこかのCMみたいですが…)
この時は、メインはキャノンのEOS Kiss X5にスリックのアルミの大型三脚のセットとサブカメラはこの写真のパナソニックのミラーレスにベルボンのカーボン中型三脚で撮ってました。
この時代は、ニコンのD7100をメインにしていましたが、広角~標準系のレンズの解像感がイマイチだったのでこの時はキャノン機をチョイスした記憶があります。
困ったことに、三脚が風で冷えて撮り終えて三脚を短く収納しようとしますが、三脚が凍り付き、こびりついた雪が氷のように固く邪魔して脚を縮めることができません。
車の中に長いまま入れて車の暖房で溶かして脚を縮めました。懐かしい思い出です。
この場所に室蘭から行くのには高速道路を使うのですが、雪で凍った高速を夜明け前に走るのはかなりビビります。制限スピードのの50キロで走るのですが70~90キロ出しているトラックに追い越されるのです。
また、ホテルまでの道も急斜面なので車を一旦停止するとタイヤのグリップが効かず発進できなくなることが数回、あせります。坂なのでいったんバックして再度前進して脱出しました。
ここで撮影した後のお楽しみは、お山を下りて「きつつきカナディアンクラブ」で土鍋スープスパゲティーを食べて温まることでした。トマト味で手長エビとかホタテとか入っていて、ハフハフしながらてべるのは温まっておいしかったです。景色の良い素敵なログハウスの宿泊棟もありますので、人気みたいですよ、ぜひ真冬にお越しくださいませ(笑)
URLは次のとおりです。 http://home.att.ne.jp/sun/kitutuki/
転勤商売をしていましたので、全国の地元のいろんなお店を体験できてよかったかもです。
いまでこそ、そこそこの中級クラス以上のカメラを使ってますが、このころはエントリー機で撮ってました。安いエントリー機でどこまでいい写真が撮れるかが目標でした。風景や花を撮るにはエントリー機で十分でした。これ以降デジイチの技術やレンズ性能が劇的に向上し、私の得物も順次ランクアップして現在の機種となっています。リタイヤした身なので、いいものを長く使ってゆこうと思っています。
さて、Panasonic機のLUMIX DMC-GX1 は、旅行用に入手し使っていました。現在は、パナソニック最後の日本製GX7と中国製のGX8が稼働中。
同じ規格のマイクロフォーサイス機にはオリンパス機がありますが、当時パナソニックが日本製であるに対しオリンパスは中国製で組み立てが悪く初期故障も経験したので、私的にはオリンパスを購入するのは冒険です。が、アフターサービスやメンテナンス関係は、パナソニックはさっぱりで不親切です。
逆にオリンパスはきちんとしておりフレンドリーです。
しかしながら、カメラ部門の経営が苦しくなり今やPanasonicもコストダウンのため中国製となり、がっかりポンです。最近ではニコンが減益となり発売予定の高級コンデジが発売中止となりました。
カメラの売り上げは、昨年は一割減となっているようで、今年はどうなるのかな?
ここでいう売り上げとは世界においてという意味で、日本のデジイチは世界で売っています。世界中のプロカメラマンがキャノンかニコンという寡占状態、日本の技術と製品は素晴らしいです、世界最高です、日本人は自らの国に自信を持っていいのではないだろうか。
今や国産のデジイチは、キャノン、ニコンの一部の高級機種(それ以外はタイ製)、富士フィルムくらいとなりました。日本の精密工業はどうなっちゃうんでしょうか…
最後にPanasonicネタをもう一つ、現行機種 LUMIX G8 のカタログP8~9の見開きに室蘭の祝津展望台付近のテニスコートあたりで白鳥大橋を撮影した夜景が大きく載っています。背景には、工場夜景、白く塗り替えられた煙突、そして背後に羊蹄山(蝦夷富士)の凛々しい姿。室蘭夜景全部入りの会心の夜景です。雪もなく煙が薄いのでおそらく夏場に撮られたものだと思います。冬は外気が冷たいので水蒸気が多量に出ます。「室蘭工場夜景+α展」実行委員会の方と少し交流をしていました折、室蘭夜景の3条件というのがあるそうで、まずは白鳥大橋、JXの工場、羊蹄山の3つが揃わないと100点満点とは言いませんと言われたことがあります。ところが、この中で羊蹄山だけがなかなか見ることができません、LUMIX G8 のカタログに羊蹄山が写っているのはすごいことです、ずいぶん通ったのでしょうね、さすがプロの写真でございます。
おしまい