重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

あしたは どっちだ

2008-12-19 | つれずれ



会社近くの某ビルの玄関ホールで、
矢吹丈に会いました。

「あしたのジョー」――。
壮烈なアニメでしたね。


でも私は、
アニメのストーリーもさることながら、
尾藤イサオがエンディングで歌う主題歌「あしたのジョー」の歌詞が、とても好きでした。


サンドバックに浮かんで消える
憎いあんちくしょうの 顔めがけ
たたけ! たたけ! たたけ!
俺らにゃ けものの血がさわぐ
だけど ルルルル…………
あしたは きっとなにかある
あしたは どっちだ
(詞・寺山修二/曲・八木正生)

「あしたは どっちだ」の言葉を聞くたびに、
自分の胸の中にも、闘争心のような熱いエネルギーが燃え上がる思いがしたものです。


それが、いま……。


トヨタ、日産、ホンダ、キヤノン、さらに……
この年の瀬になって、大企業による大量の人員削減のニュースがマスコミを連日賑わしています。

それこそ未曾有(みぞう)の大不況。


にもかかわらず、
迅速な景気対策、雇用対策を打てず迷走を繰り返す麻生政権に、
とても深い失望感を抱いてしまいます。

私たちの生活はどうなるのでしょうか。
日本という国は、これからどこへ向かっていくのでしょうか。

そんな不安を抱きながら
重苦しい心の中で思うのまた、
この言葉ではないでしょうか。

あしたは、
どっちだ。




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デリカシーの欠如。

2008-12-18 | つれずれ



今日は生活習慣病の定期検診のため、
会社を休みました。


病院では、受付を済ませてまず検尿と採血をした後、
その結果を見ながら主治医の診断を受けます。

検査結果が出るまで30分ほどかかる時間を、
私は、病院に道を挟んで隣接する小公園で過ごすことにしています。

自身も患者なのに言うのは変ですが、
病院の待合室というのはどうも空気が沈んでいて苦手で、
少しぐらい寒くても公園のベンチに座っているほうが気が楽だからです。


ただ、
この公園のベンチに座るといつも、
ある不愉快な思いがする光景から目を避けられません。

それが、上の写真です。


そう、
ただの公衆トイレです。


でも――。

この公園のトイレはなぜ、
こんなふうに男子便器を、外から丸見えの場所に取り付けてあるのでしょうか?

これでは、いくら外に背を向けているからといっても、
とても落ち着いて用を足していられません。

利用者だけでなく
たまたま外を通り掛かった通行人――とくに女性は、目を逸らさざるを得ないでしょうにね。

これは、男にとっても女性に対しても、一種の「セクハラ」とさえ言えるんじゃないでしょうかね。


公園という美観地区に
便器をこんなふうに取り付けることに(たぶん)何の躊躇もしなかった設置者あるいは設計者の
あまりのデリカシーのなさを、
私はいつも腹立たしく思うのです。


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うわのそら的悪戯/街を走るゲージュツ。

2008-12-17 | つれずれ

■場所 / 名古屋市中区 ■日時 2008.12.17 16:36:22 ■カメラ / NIKON D80 ■レンズ / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM ■データ / F2.8 1/80秒 ISO400 焦点距離50mm / シャッタースピード優先AE 分割測光 / フリーソフト「Picasa3」等でエンボス処理ほか

師走の街を
冷凍トラックの後ろ扉に描かれた「ゲージュツ」が走っているのを見かけました。

ただの落書き?

いいえ。
天才ピカソの作風にも似た、この単純かつ大胆なタッチは、
間違いなく「ゲージュツ」であると、

絵心のない私は
信じて疑いません。

ですよね?


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童心に帰って…

2008-12-16 | つれずれ



毎朝立ち寄る名古屋市北区「名城公園」の雑木林では、
いま落ち葉が地面を埋め尽くしています。

そんな中を、
カサカサと音を立てるようにわざと荒っぽく歩きながら
時折立ち止まってはシャッターを切っていると、

無性に、ある行動に出たい衝動に駆られました。

そこで、
周囲を見渡し、
誰も見ていないことを確かめたうえで、

やおら屈み込み、




地面の落ち葉を左手でひと掴みすると、
空中に
パーッ!!

そして、右手に持ったカメラでパチリ。




本当は落ち葉を、両手で抱え切れないほど持ち、
バーーーッ!と、もっと派手に空中に舞わせたかったのですが、

残念ながら
両手を使うとカメラを持てません。


なので、
撮るたびに写り具合を液晶モニタで確かめながら、
同じ動作を、
たぶん10回以上は繰り返していたでしょうか。



「童心に帰って…」とタイトルに書きました。

でも本当は、
「帰る」と言うより私の本質はまだ
ガキのまま、あんまり成長していないのかも知れません。


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自惚れ。

2008-12-15 | つれずれ
「おはようございます!」


毎朝立ち寄る名古屋市北区「名城公園」には、
顔を見るとあいさつを交わす、私と同様に出勤前の「カメラ散歩」を楽しむほぼ同世代のオジサンが何人かいます。

たとえば彼は、コンパクトカメラでもっぱら草花を、



また最近、500mmズームの純正レンズを合わせるとかなり高額の一眼デジを手に入れた彼は



主に野鳥にカメラを向けています。



今朝もそんな中の一人と行き会い、
立ち話をしました。

私「ちょっと冷え込みましたね」
彼「そうですねえ。そろそろ手袋が必要ですかね」

私「今朝は、何かいい被写体を見つけました?」
彼「いや。風景が、だんだん寂しくなってきましたからねえ」

私「ですよねえ。枯葉も、もうずいぶん落ちちゃいましたしね」
彼「ええ。だから、今朝は仕方なく霜なんかを撮ってみたりして」

私「霜ですか。なるほど」
たしかに今朝、家を出た時は、田んぼにうっすらと白く霜がかかっていました。

私「でも、もうこの時間では、溶けちゃいましたでしょ、霜も」
彼「いえ、まだ少し残ってますよ」
私「えっ?」

周囲をキョロキョロ見回した私に、
彼は指差しながら、こう続けました。

「ほら、残ってるでしょ、そこの花壇の日陰にちょっとだけ」





近づき、目を凝らしてみると、たしかに……。


端くれとはいえ記者を稼業にしていて、
何とか観察眼だけは……と思っていた自負が、
とんでもない、
それは単なる自惚れに過ぎなかったことを、
今朝改めて気付かされました。


動揺しながらシャッターを切った今日の一枚は、
自分に対する「戒めの記録」です。


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ナニコレ珍風景?

2008-12-14 | つれずれ
テレビ朝日系のバラエティ番組「ナニコレ珍百景」(毎週水曜日放送)って、面白いですよね。
私、好きです、
ああいう、意味もなく可笑しいのって。

でも、
いつもカメラを傍に置いている私でも、
そんな珍しい風景・光景には、
なかなかお目に掛かれないものです。


ただ――。

この週末に出掛けた静岡方面の某地方都市で、
こんな光景・風景を見ました。



<その1>は、



「ミッキー」が、
バスを運転していました。

……といっても実は、
あるスーパーのイベントに東京ディズニーリゾートのキャラバンバス「ドリームクルーザー」が来ていていただけ。
もちろん、バスは止まったままです、ハイ。


<その2>は、



街の真ん中なのに、
通りすがりの車窓から、
鹿を見ました。

あのスマートさから察するに、
ニホンシカなのでしょうか?


ある会社の玄関脇にたたずむそれは
もちろんブロンズ像。

なぜ鹿の像を建てたのか、
通りすがりなので、「しか」とは分かりかねます。


さらに<その3>は、



やはり某スーパーの駐車場で見つけた「クマのぷーさん」。

こんな大きな「プーさん」が
なぜここにこうして横たわっていたのでしょうか?

もしかすると某市では最近、
「捨てネコ」ならぬ「捨てクマ」が流行でもしているのでしょうか。


実は「隠れプーさんファン」でもある私は
拾って帰ろうかどうか大いに迷いましたが、
やめました。

車に乗り降りする際、おそらく何かの拍子で誤って落としていった持ち主が
気が付いて取りに戻ってくることを願ってやみません。



テレビ番組「ナニコレ珍百景」に採用されると賞金3万円、「MV珍」に選ばれると賞金10万円がもらえるそうですね。

今回程度では無理だけど、
私も、ちょっくらがんばってみよっかな。


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ビンゴ !!

2008-12-12 | つれずれ



今日は会社の忘年会でした。

で、

毎年行われる「お楽しみビンゴ大会」で、
私、
見事
「2等賞」を獲得しました。

賞品は、
境港で水揚げされた、デカい「松葉ガニ(ボイル)」一匹であります。

そんなデカい松葉ガニをもらっても、
ワケあって目下独り暮らしの私が食べ切れるわけはなく、
さて一体どうすればよいのでしょうか。



でもまあ、
1年の締めくくりとしての「2等賞」大当たりは
全然悪い気がしません。

ということで、
これで今年の私の強運が証明されたことになり、

大晦日に抽選の年末ジャンボ宝くじでは、
もはや「3億円」ゲットが保証されたのも同然……
……と、私自身は確信しております。

なので、
私が手にするであろう1本を除いた残り69本の1等+前後賞の獲得を目指し、
みなさん、
がんばってください。


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うわのそら的寸撮/各種各葉。

2008-12-11 | photo

■場所 / 名古屋市北区「名城公園」 ■日時 2008.12.11 08:19:22 ■カメラ / NIKON D80 ■レンズ / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM ■データ / F2.8 1/500秒 ISO400 焦点距離30mm / シャッタースピード優先AE 分割測光
(写真をクリックすると大きくなります。本文へはIEの「戻る」ボタンをお使いください)

出勤途上に毎朝立ち寄る名古屋市北区「名城公園」では、
いま、さまざまな種類の木々の葉が
先を争うように舞い散り落ちています。

というので、
頭に浮かんだタイトルが「各者各葉」。



無線LANの具合が良くないようです。
なので、
今夜はこのまま閉店です。


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見せかけ

2008-12-10 | つれずれ
日本漢字能力検定協会が募集している「今年の漢字」が、たぶんもう間もなく発表されますね。

去年の「今年の漢字」は、ご存知の通り「偽」。
そりゃあそうですよね、去年は不二家、ミートホープ、白い恋人、赤福、御福餅、比内地鶏、船場吉兆、マクドナルド、オリジン弁当……まさに「偽装だらけ」の1年だったんですから。

さて、今年の「漢字」はいったい何なんでしょうね。



ところで、
気に入っていた「携帯」の調子があまりにも悪くなったため、
やむなく先日、買い換えました。

新機種は、こちら。



ソフト・バンクの931SHです。

番号ポータビリティになっても、キャリアーは旧「東海デジタル」以来変えていません。
私、変なところで意固地なんです。


機種もそう。一貫してシャープ製を使っています。
文字変換をはじめもろもろの基本機能が前機種を踏襲していて、使い易いですからね。



とはいえ、
新世代になるたびに、いろんな新機能が加わって、
最初は何がなんだかチンプンカンプンです。

今回の「931SH」で私が気に入っているのは、
ワンセグの録画(最大3時間?)と
「お天気アイコン」が見やすくなったのと、
「方位計」が付いたのと、
さらに「歩数計」まで加わったことでしょうか、目下のところ分かっている範囲では。

「歩数計」は、わが愛用の「てくてくエンジェル」ほど愛嬌がありませんけど。



ただ、
新機能の中で、
これには苦笑いしてしまいました。

いわく
「見せかけコール」機能。

他社では「イミテーションコール」(DoCoMo)とか、「フェイク着信」(au)とか呼んでいるそうですね。


つまり、
実際は掛かってきていないにもかかわらず、誰かから電話がかかってきたように見せかける、まさに「着信偽装」機能。

あるボタンをこっそり長押しして作動しておくことによって、
数秒~数分後に、あたかも着信があったようにベルが鳴るわけです。




なぜそんな機能が必要かというと、

たとえば気が向かない飲み会に引っ張り出された時など、
途中退席の口実に使うと便利なのだとか。


こんなけったいな機能が最近、多くの電話に標準装備された始めたということは、
利用者からそういうニーズが多いということなんでしょうね。


「やれやれ」と呆れかえる半面、
本音では、
「自分も機会があれば使ってやろう」と、実は思っている私でもあります。

「あっ、もしもし…」「ごめん」――な~んてね。


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「白と黒」の光景。

2008-12-09 | photo
出勤途上に毎朝立ち寄る名古屋市北区「名城公園」で、
今朝は珍しい「白と黒」の組み合わせを、
しかも2ヵ所で見掛けました。


その最初は、



名古屋城のお堀の上を群舞する純白羽毛のユリカモメと、
文字通り真っ黒な「濡れ羽色」のカラス。

いつもは「名城公園」の“制空権”を握って我が物顔に振る舞う乱暴者のカラスも、
群れを成して飛来したユリカモメには気圧され気味で、
飛び立ちもできず、
ホワイトカラー集団が去るのをジッと待っていました。


そして、もう一組の「白と黒」は



白鳥の夫婦と、黒い「公園ネコ」です。


「ミャ~!」
「グァッ、グァッ」
「グァッ、グァッ、グァッ!」

何やら言い争っているような、ただならぬ緊張感がありました。

でも、

話す言葉と住む世界がこれだけ違っていては、
いつまで睨み合い、互いに自説を主張し合ったところで、
決して
「白黒」がつくことはありますまい。
ジャンジャン!


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