金ピカ塗装の愛車「マツケン・サンバ」号のオートマが
自動的にサード、時にはセカンドまでシフトダウンするほど急な坂道をしばらく走った山間に、
このカフェは、ひっそりと佇んでいました。
Cafe & Gallery「創舎呱々」(そうやここ)。
先週の土曜日、「とっくりとっくん」の里・岐阜県土岐市下石(おろし)の集落を訪ねた帰り、
以前からネットでの評判を知り行きたいと思っていたこの店に、立ち寄ってきました。
それぞれ陶芸作家でもある3人姉妹が開いていらっしゃるのだそうです。
「気が付くと、今年でちょうどもう10年になるんですよ」と
にこやかな笑顔で話してくださった女性が、
3人姉妹の何番目なのかは聞き漏らしました。
できるなら、半日といわず1日中、
ソファに座ってコーヒーを飲みながら静かに流れる音楽を聴き、
本を読み、
デッキに出て近くを流れる小川のせせらぎを聞きながら景色を眺め、
時には床に寝転がってまどろみ、
そんなふうにのんびりと過ごしてみたいと思うほど、
とても、
とても暖かな空間でした。
もしかすると、私の「お気に入りカフェ」のベスト1にもなりそうなこのカフェに
機会があったらぜひぜひお出掛けくださいとお勧めしたいのですが、
ただ……。
ここ「創舎呱々」は、土曜・日曜日の週末と、祝日が月曜日の日だけの営業です。
しかも、
年内の営業は、先週の日曜日が最後でした。
さらに、
年明け後の営業は3月からだそうです。
「な~んだ。すぐ行きたくても行けないじゃん」と叱られそうですね。
けれど、
2カ月待っても、お出掛けになれば必ず満足されるお店だと思います。
いつか、
このイスに、
座ってごらんになりませんか?
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