重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

見せかけ

2008-12-10 | つれずれ
日本漢字能力検定協会が募集している「今年の漢字」が、たぶんもう間もなく発表されますね。

去年の「今年の漢字」は、ご存知の通り「偽」。
そりゃあそうですよね、去年は不二家、ミートホープ、白い恋人、赤福、御福餅、比内地鶏、船場吉兆、マクドナルド、オリジン弁当……まさに「偽装だらけ」の1年だったんですから。

さて、今年の「漢字」はいったい何なんでしょうね。



ところで、
気に入っていた「携帯」の調子があまりにも悪くなったため、
やむなく先日、買い換えました。

新機種は、こちら。



ソフト・バンクの931SHです。

番号ポータビリティになっても、キャリアーは旧「東海デジタル」以来変えていません。
私、変なところで意固地なんです。


機種もそう。一貫してシャープ製を使っています。
文字変換をはじめもろもろの基本機能が前機種を踏襲していて、使い易いですからね。



とはいえ、
新世代になるたびに、いろんな新機能が加わって、
最初は何がなんだかチンプンカンプンです。

今回の「931SH」で私が気に入っているのは、
ワンセグの録画(最大3時間?)と
「お天気アイコン」が見やすくなったのと、
「方位計」が付いたのと、
さらに「歩数計」まで加わったことでしょうか、目下のところ分かっている範囲では。

「歩数計」は、わが愛用の「てくてくエンジェル」ほど愛嬌がありませんけど。



ただ、
新機能の中で、
これには苦笑いしてしまいました。

いわく
「見せかけコール」機能。

他社では「イミテーションコール」(DoCoMo)とか、「フェイク着信」(au)とか呼んでいるそうですね。


つまり、
実際は掛かってきていないにもかかわらず、誰かから電話がかかってきたように見せかける、まさに「着信偽装」機能。

あるボタンをこっそり長押しして作動しておくことによって、
数秒~数分後に、あたかも着信があったようにベルが鳴るわけです。




なぜそんな機能が必要かというと、

たとえば気が向かない飲み会に引っ張り出された時など、
途中退席の口実に使うと便利なのだとか。


こんなけったいな機能が最近、多くの電話に標準装備された始めたということは、
利用者からそういうニーズが多いということなんでしょうね。


「やれやれ」と呆れかえる半面、
本音では、
「自分も機会があれば使ってやろう」と、実は思っている私でもあります。

「あっ、もしもし…」「ごめん」――な~んてね。


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