今朝、
いつも通りに立ち寄り、歩いていた名古屋市北区「名城公園」で、
植え込みの茂みの陰に、
こんな物を、
見つけてしまいました。
昨日の朝、同じ場所を通った時は、
何も在りませんでした。
花束は、根元がちゃんと、チューハイらしき空き缶に入れられていましたから、
誰かが、ただ捨てただけの物でないことは、
明らかです。
もちろん新聞には、
それらしきニュースは、何も載っていません。
けれども、
昨朝から今朝までの24時間に、
少なくとも「誰か」にとっては、
わざわざ花を買って手向けなければならないような悲しい出来事が、
この場所で起こったらしいことは、想像できます。
不謹慎になるといけませんから、
邪推はしません。
ただ、
自分が知らなかったり、気が付かないだけのことで、
世の中という茂みの陰にも、
こんなふうに、人それぞれの悲しみが、
たくさん、たくさんある、ということですよね。
もちろん、
逆もまた真なり、なのですが――。
今日も美しかった夕焼けの赤みが、西の空の端にまだ微かに残っていた時刻、
雲一つない天空に、きれいな上弦の月がかかっていました。
月齢5.33。「夕月」と呼ばれるそうです。
誰かにとって、
せめて鎮魂の月になればよいが――と、
もう忘れていた今朝の出来事を思い出しながら、
月を追いかけるように車を走らせ、帰ってきました。
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いつも通りに立ち寄り、歩いていた名古屋市北区「名城公園」で、
植え込みの茂みの陰に、
こんな物を、
見つけてしまいました。
昨日の朝、同じ場所を通った時は、
何も在りませんでした。
花束は、根元がちゃんと、チューハイらしき空き缶に入れられていましたから、
誰かが、ただ捨てただけの物でないことは、
明らかです。
もちろん新聞には、
それらしきニュースは、何も載っていません。
けれども、
昨朝から今朝までの24時間に、
少なくとも「誰か」にとっては、
わざわざ花を買って手向けなければならないような悲しい出来事が、
この場所で起こったらしいことは、想像できます。
不謹慎になるといけませんから、
邪推はしません。
ただ、
自分が知らなかったり、気が付かないだけのことで、
世の中という茂みの陰にも、
こんなふうに、人それぞれの悲しみが、
たくさん、たくさんある、ということですよね。
もちろん、
逆もまた真なり、なのですが――。
今日も美しかった夕焼けの赤みが、西の空の端にまだ微かに残っていた時刻、
雲一つない天空に、きれいな上弦の月がかかっていました。
月齢5.33。「夕月」と呼ばれるそうです。
誰かにとって、
せめて鎮魂の月になればよいが――と、
もう忘れていた今朝の出来事を思い出しながら、
月を追いかけるように車を走らせ、帰ってきました。
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アタシも、自分の事ではないことで、心が乱されています・・・
公園の住民が、住民のために置いたとしか思えませんが。