重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

大人の責任

2006-04-24 | ぼやき
所用で、会社を休みました。

用を済ませたあとは、家に戻って、テレビのチャンネルを切り換えながら午後のワイドショーを往ったり来たり。
でも、毎度のことながら各局のプログラムは似たり寄ったりですよね。
今日は「中津川 中2殺害事件」と「衆院千葉補選 民主党・太田和美さん当選」の話題ばかりでした。

中学2年の女子生徒を殺害したのは、数年前から交際していた同じ市内の高校1年の男子生徒。
彼は、13歳の時に年上の少女を妊娠させて出来た子供のある「1児の父親」でもあるんだそうですね。
ますます驚くばかりです。

何が彼をそうさせたのか――例によって各局のワイドショーには各界のいわゆる「知識人」とやらが、事件の背景を分析しながらあれやこれやもっともらしいコメントを出していました。

とくに医学系の学者は、子供たちの「精神障害」がどうたら、「発達障害」がこうたら……。
そう言えばそうとも言えるんでしょうが、だからどうすればよいのかの答えは、用意していなかったようです。

ねえ、私たち大人は、子供たちをもっと厳しく育てませんか?
わが子に対してはもちろん、近所の子供に対しても、あるいは街で見かけた見ず知らずの子供たちに対しても。

「悪いことは、悪い」「ダメなものは、ダメ」と、きちんと教えてあげましょうよ。
理屈が多少通らなくたって、「問答無用!」で叱り飛ばせばいいじゃないですか。

大人が、大人として果すべき社会的役割と責任から目を逸らし、次代を担う子供達に対する「しつけ」を怠ってきたから、こんな世の中になってきたんじゃないんですか?

私たち大人は、私たちの大切な子供たちのために、もっと勇気を持たなければならないんだと、最近自分に言い聞かせています。