重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

体験! アクロバット飛行

2006-04-02 | おすすめ
自衛隊T-2練習機によるアクロバット飛行を体験してきました。
……と言いたいところですが、実は航空シミュレーションを、なんですけどね。

元々はそのつもりで行ったんじゃなかったんです。

少し前のブログに「地元では〈愛・地球博〉のまだ余韻が残っている、と書いたでしょ?
実際、今朝の地元新聞にも「万博メモリアルブック」みたいな小冊子が入っていたんですね。

中に「万博での展示物がその後各地に散らばり、現在も展示されている」という紹介記事があって、その1つ、アメリカ館で展示された火星探索機「マーズ・ローバー」が、岐阜県各務原市の「かかみがはら航空宇宙科学博物館」にあると知っから、見に行ったんです。


▲「かかみがはら航空宇宙科学博物館」(ホームページはこちら)

で、結論から言うと……。
火星探査機「ナントカ・カントカ」は、見ても「ほほう、こんなものか」で終わり。
だって、こんなものが置いてあるだけですから。



けれど、他の展示物……ジェット機とか、偵察機とか、ヘリコプターとか、水上機なんかは、そこそこ面白かったですよ、男の子(と自称するのは年齢的にかなり無理がありますけど)としては。

例えば、ジェット機の操縦席に「サイドミラー」があること、ご存知です?
バックで車庫入れする時に必要なんですね、たぶん。

あるいは、飛行機の機体にあちこちに書かれている取り扱い上の「注意書き」が、普通はみんな英語なのに、練習機だけは、一部を日本語で書いているんですよね。
たとえば、



――とか。
「ふむな」って、そのまんまですよね。
ここを踏んで壊すと飛行に重大な危険を及ぼす箇所もしくは部品だから、英語にまだ慣れていない練習生でも分かるようにと、わざわざ日本語で書いたんだと思うんですよ、たぶん。
でも「大丈夫なのかなあ、本当に…」って心配しちゃいましたよ、それを見たらなぜか余計に。


そんな中で一番興味を持ったのが、最初に書いた「アクロバット飛行体験シミュレーション」ですね。



シュミレータに乗る前の入り口に、
・乗り物酔いをする人はダメ
・心臓病などの方はダメ
・妊婦はダメ
――とかいろいろ「注意書き」が書いてあるから、少しビビッて、乗る前にこっそりトイレに行っちゃったじゃないですか。


でも、そんな凄いものじゃなかったですよ、全然。
あの程度の揺れやG(重力)や振動で気分が悪くなるような人は、車でここへ来るまでに、倒れてますって。

ともあれ、他に「紙ヒコーキ製作コーナー」とかもあり、子供連れのご家族は結構楽しんでいたようですから、今日のように雨で、他に行くアテがなく、数時間を過ごすような場合には、とりあえず「おすすめ」かと思われます。