山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

最後のチャイム

2010-03-20 00:25:00 | ここで愛ましょう
最後のチャイムとともに閉校式が終わりました。
135年の歴史はそこに納められました。
     


       

       

式典二部はわたしも予想になかった450人以上のみなさんが集まって下さり、みんなでこの時を刻みました。
私の役割は今日、この日をみなさんの胸に残す事です。
子どもたちの歌声、けんちゃんのつくった歌、仰げば尊し、最後の校歌。
涙は湿っぽいんでなくて、感謝の涙。
涙。
涙。

ありがとう、豊岡小学校。

       

       

       
 
             
       
       

       

       
       

顔  顔  顔
年が変わってからの短期間で一時間の音楽物語を構成するのは、常勤ではないわたし一人の力ではどうにもなりません。
ナレーションからはじまり、全19曲うたと語りで綴ります。
先生方、本当にご苦労様でした。
新聞の閉校式典の記事に名前があがるわけでもなく、当日も紹介されるわけでもなく、そういう立場のみなさんのお力がこの式典を支えています。

そして、子どもたち本当にがんばったね。

最初は大人の誰もが、こんなにたくさん歌えない・・・覚えられない・・・時間も長くなりすぎると躊躇したものです。
でも、私は出来る!ってなんの迷いもありませんでした。
だって、みんなと6年間、一緒に歌ってきたもんね。
ここにくるきっかけをつくって下さった吉野先生に今日の伴奏をいくつかお願いしました。
他校へ異動されてしまったけれど、豊岡小の歌声の基礎をこしらえて下さった先生です。
お客さまではなく、豊岡小学校の仲間です。

各担任の先生にも学年別の課題をお願いしました。
私が仕切るのではなく、みんなのアイディアをまとめること、音楽プロデュースという名前でプログラムはこしらえたけれど、みんなの夢を合体させ式典として残す、これが任務。
担当の11曲の伴奏も今のスケジュールでは練習もムズカシイ。


       

定刻どおり60分、偶然最後の校歌の前に本当のチャイムが鳴りました。
神様がならしてくれたチャイムです。
みな顔を見合わせました。

最後の校歌の伴奏は吉野先生にお願いしました。

校長先生の夢も叶えてあげたかった。
けんちゃんの夢も叶えてあげたかった。
先生方の夢も叶えてあげたかった。
子どもたちに今日を残してもらいたかった。
会場みんなで今日の時を刻みたかった。
私が通った6年間のご恩返しができるとしたら今日だね。

       

終わって、静かな気持ち。
まだ実感なし。
急遽、子どもたちの写真撮影や当日用の映像を編集、担当の先生と一緒に投影してくれた誠さん。
次の仕事の打ち合わせをしながら、一緒に鬼子母神さんへお参り。
ほっと一息。

今夜はゆっくり眠り、明日は県民文化ホールへ。
MJメンバーと4月のステージの練習です。
 
 
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