ブラックジャック先生

耳鼻咽喉科にいったん。
そして・・・そこにはブラックジャック先生がいらしたん。
あたしはちょっとしたことですぐ鼻がつまるん。
タバコには煙はもちろん臭いにも反応するん。
乾燥はもちろんダメ。
環境の変化すら・・・。

ブラック「口ふさいで鼻を“ふ～ん”ってしてみ」

harumi　「ふ～ん」

ブラック「あ～、息来てるよ」

harumi　「でも、目の辺りや頬のあたりまで気持わるいん
　　　　　　ですが」

ブラック「そりゃ～ねっ、気持わるいかもしれないねっ」
　　　　　　でも・・・写真みても、鼻あいてるよ」

harumi　「あのぉ・・アレルギーかなんか・・・」

ブラック「検査出来るけれど、タバコアレルギーなんてないし
　　　　　アレルギーは結果がでてもその元の原因から
　　　　　遠ざからないと治んないんでね。
　　　　　・・・点鼻薬はー」

harumi　「市販のものを使っていました」

ブラック「効いた？」

harumi 「は、はい」

ブラック「んじゃ、それでいいよ」

harumi　「あ、あのぉ・・・」
　　　　　
ピノたん「お鼻を洗います。背中を離してこれを持って
　　　　　　あ～～～と声を・・・・」

ピノたんの説明が終わるのを待たず、勢いよくブラックジャック先生は鼻の洗浄をはじめたので、あたしはイスに座ったままおぼれそうになったん。



表情がクールで淡々としゃべる先生は名札にブラックジャックのシールが貼ってある。
ノドが痛いも困るが、鼻がつまるは、声は伸びないし音もとれなくなる。
あたしは病院のかかり方が下手なのか・・・。
不安なままアレルギー用のお薬をいただき帰ってきた。