山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

石和西小学校

2015-12-18 23:47:00 | 歌語り
3年連続、石和西小学校6年生の平和コンサートでした。
子どもたちは素直で、なつっこい・・・かわいい。

先生方は熱心で、子どもたちへの愛情がひしひし伝わってきます。

さて、さて、どんなコンサートに。

リクエストは「おばぁちゃんの手紙」。
おばぁちゃんの手紙も随分と進化しました。
10年前の作品ですが、回を重ねるたびに伝えるべきことが整理されてきて、歌も新曲や編曲され、ときこおばあちゃんの気持ちにさらに寄り添ってきたような気がします。


  

  

  


学校コンサートは、参加する学年や状況に応じてプログラムが変わります。
今日は身延町と甲府空襲を背景に銃後の生活を伝える「おばぁちゃんの手紙」と戦後70年を記憶するためにも「広島」をテーマとしたショートストーリーのプログラム。

夏以降、おとなになれなかった子どもたちの歴史を学んでいるわたしは、胸の痛む思いでこのテーマと向かい合っています。

本当に切なくて苦しいです。

そしてコンサートの中で「道しるべ」を一緒に歌います。
これはとてもいいワーク。




  


コンサートの最後は「imagine」
少しつづ、しっくりくるようになったかな・・・

いいの、いいの、大切な歌だから時間をかけよう。
いつか、わたしのimagineになるように。
世界中の子どもたちにこの想いは伝えたいね。



  

コンサートが終わり、感想発表です。
先生の突然の指名にもかかわらず、想いを語ってくれました。
すばらしいね。



  

石和西小学校のみなさん、ありがとう!
また会おうね。

  

彼は「万歳峠」「対馬丸」「おばぁちゃんの手紙」と3作を知る少年。
今年だけで制覇!

嬉しいな。

今度は君が未来への「道しるべ」になるように。
また会おうね。


何より、10年前から応援してくれているasakawa先生のおかげ。
外部でのコンサートにいろいろな人に案内してくださる。
そして、たくさんの人が来てくださる。
おかげさまでリピーターさんも増えました。
彼も、そのひとり。

心から感謝しています。
こんなふうに応援してくれる存在がいるから頑張れるのかもしれない。

担任の先生方も熱い想いをありがとうございました。

世界中に伝えるための旅をしたくなる想いが熱くなる帰路でした。