乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』みさほのまき 三  江戸時代後期(5枚)

2018-08-04 | 滝沢馬琴
 

  

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』みさほのまき 三

 
 
 巻之三 八ウ  九オ P.142 143

 
 巻之三 九オから P.143

 
 巻之三 十五ウ  十五オ P.156 157

 
 巻之三 十六ウ  十七オ P.158 159

 
 巻之三 十七ウ  十八オ P..158 159



    

  
 巻之三 九オから

 …………ここも名におに水江(みずえ)の里。浦
 嶋ならぬ嶋浦が。その女児(むすめ)なる渡海(わたつみ)に。遊び戯りて帰るを忘れし。
 惑はおなじ亀王ハ。家つともなき玉手箱。あけなバ一目いぶせきとて。
 日も山のはに入相(いりあい)ごろ。父が門(かど)まで来つれども。いひよる便(たつき)あらざれバ。…


 上のように、浦島太郎の物語を引いている。

『俊寛僧都嶋物語』もどこかしこに日本や中国の話が元として物語に花を添えられており、読んでいて退屈がしない。

    

 
 巻之三 十七ウ  十八オから

 読み始めてずっと気になっていた 亀王丸と蟻王丸の名前の由来が、巻之三のここにきて、やっと出てきた。

 余談だが、亀王丸と蟻王丸の名をみた時から 梅王丸、桜王丸、松王丸の名がちらついて離れなかった。(芝居好きの後遺症。)

 

 

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』 八巻八冊 絵師:歌川豊広 巻之一 自叙 (3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』 八巻八冊 絵師:歌川豊広 巻之一 東都 曲亭馬琴編次(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之二  さすらひの巻 弐   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (5枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之二  みさほのまき 三   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (5枚)







『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』

 俊寛僧都嶋物語 八巻八冊 絵師:歌川豊広

 著者 鈴木重三 編
     徳田 武 編

 1998年
 A5・540ページ
 15000円

    

 曲亭馬琴

 江戸時代後期
 明和4年6月9日(1767年7月4日)生
 嘉永元年11月6日(1848年12月1日)没
 
 戯作者、読本作者
 読本、合巻、黄表紙、歳時記、随筆
 代表作  『椿説弓張月』『南総里見八犬伝』
 デビュー作『尽用而二分狂言』

    

 ご訪問、誠に有難うございます。

   
 
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2 コメント

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ふり仮名付きの絵本と (自閑)
2018-08-04 15:47:04
乱鳥様
今日は一段と暑いですね。ι(´Д`υ)アツィー
クーラー付きの図書館で本を読んでいるのですが、図書館に行くまでが大変。乱鳥様も熱中症にはご注意下さい。
昔、夜学に通っている部下が難しい本を読んでいるので、
「君は難しい本を読んで頑張っているね。私は難しい本は苦手だから、絵本でほとんど平仮名で、漢字にもふり仮名が振ってあるのしか読まない。」
「子供向けの絵本ですか?」
「いいや。大人向けだよ。」
と所蔵品を見せると絶句していました。(@_@;)
確かに全てふり仮名が振ってありますよね。

拙句
また暑しつい口に出る夏の夕
返信する
まさしく (自閑様 乱鳥です。)
2018-08-06 13:54:52
楽しいお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

本当にふりがながふってありますね。

江戸時代は熟語の当て字が多かったせいか、漢字を見ている方が、わかりやすい場合も多いですね。

ふりがなが妙に今とは全く違う言葉であったりして楽しいなと思って、気が向けばメモにとっています。

馬琴は日本語漢語を多く取り入れられています。
こちらはっまったくふりがなはありません。
親切にも、返り点や熟語のつなぎなどのマークませ記してくださっています。

近々一部を記録いたしたいと思います。
見ていただければ、光栄です。
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