乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

90:『梁塵秘抄』【女の盛りなるは 十四五六歳 二十三四とか…】新潮日本古典集成、日本詩人選(7首)

2014-08-24 | 古典全般(奈良〜江戸時代)
(写真は タフト・ソレマーン  イラン)



 只今読んでいる途中ですが中間報告を…
 90:『梁塵秘抄』新潮日本古典集成31回 榎克朗、日本詩人選22 西郷信綱
         (新潮日本古典集成31回 榎克朗から書き出す 以下省略)



 359 遊びをせんとや生まれけむ 
    戯れせんとや生まれけむ
    遊ぶ子どもの声きけば
    わが身さへこそゆるがるれ      P.151(新潮日本古典集成31回 榎克朗から書き出す 以下省略)

 
 遊びをせんとや生まれけむ
 これはあまりにも有名ですね^^

 もう少し、『梁塵秘抄』を読み進めてみましょう。


 116 女人 五つの障りあり
    無垢の浄土はうとけれど
    蓮華し濁りに開くれば
    龍女(りゅうにょ)もほとけになりにけり  P.60

 394 女の盛りなるは
    十四五六歳 二十三四とか
    三十四五にし なりぬれば
    紅葉の下葉に異ならず        P.165

 410 頭(こうべ)に遊ぶは頭虱(あたましらみ)
    項(をなじ)の窪を極めて(きめて)食う(くう)
    くしの歯より天降る(あまくだる)
    麻小け(まごけ)の蓋にて命(めい)終わる   P.170-171

 556 東(あずま)には
    女はなきか 男巫女(おとこみこ)
    さればや神の男には憑く(つく)   p.219

 557 神ならば
    ゆらら さららと降りたまへ
    いかなる神か もの恥はする     P.219

 558 この巫女は様がる(ようがる)巫女よ
    帷子に 尻をだにかかいで
    ゆゆしう憑き(つき)語る これを見たまへ  P.219-220





『梁塵秘抄』を新潮日本古典集成31回 榎克朗、日本詩人選22 西郷信綱の二册で読み進めていますが、内容が大変面白いものが多いです。






コメント
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