乱鳥の書きなぐり

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黄龍 そのダイナミックな自然もさることながら、何ヶ所も設置された酸素吸入室に中国の大きさを感じた。

2014-08-18 | 中国 2006~2019(7回)台湾、ベトナム、



   黄龍ではそのダイナミックな自然もさることながら、何ヶ所も設置された酸素吸入室に、中国の大きさを感じた。






 高山病(altitude sickness)

 Wikipediaによると、高山病とは、低酸素状態に置かれたときに発生する症候群。
 最近では、(熱射病や日射病という病名がより病態を表現した熱中症と呼称変更されたように)「高度障害」と呼ぶ場合も多い。

 高山では空気が地上と比べて薄いためにおこる。

 2400m以上の高山に登り酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れる場合があるとの事。

 症状としては、
   頭痛、吐気、眠気(めまい)、手足のむくみ、睡眠障害、運動失調、低圧と消化器官の機能低下からくる放屁など。

 低酸素状態において数時間で発症し、一般には1日後 - 数日後には自然消失する。
 重症の場合は高地脳浮腫(High-Altitude Cerebral Edema; HACE)や高地肺水腫(High-Altitude Pulmonary Edema; HAPE)を起こし、死に至ることもあるとのこと。




 わたくしの考える、高山病の予防
  1) 高山病に詳しい病院に行き、処方して頂く。
  2) 登山店で、高山病予防のアメを購入。
    ただし成分に[珊瑚の粉末]が入っている場合がある。
    ヨーロッパの水道水(硬質の水)を飲むのと同じ効果が生じ、人によっては下痢を招く。
  3) 前日当日、飲酒を控える。
  4) 前日風呂は控え、シャワー程度にとどめる。
  5) 当日、はしゃがない(笑)
    走り回ったり、大声を出さない。
  6) 大きく行きをはくと、自然に酸素(空気)が体内に入る。
  7) アメやチョコなどを、少し頂く。
    糖分で気を紛らす。
  8) だんだんと高度を上げ、体を慣らす。
  9) 水を少しずつ、こまめに飲む。


 

 私はこの夏中国の黄龍(黄竜 成都の北約400kmの四川省羌族自治州)を訪れた。
 黄龍は3500メートルをゆうに超えるため、各自に一本、あらかじめ酸素が手渡された。
 わたくしたち夫婦はその酸素ボンベを使用する事無く、無事に下山できた。
 
 黄龍を歩く途中、いくつかの酸素吸入室を見た。
 中に入ると、苦しそうな方々が、酸素マスクを口・鼻にあてておられた。
 わたくしは見てはいけないという後ろめたさで、即座に酸素吸入室を出た。
 酸素吸入手数陵(?)は、一元(日本YENで、18円位)
 酸素吸入室には、係の方がついておられる。

 

 中国の玉龍雪山を訪れた時には、ロープウェイを乗る前の売店で酸素ボンベが売られていた。
 だが、頂上では酸素吸入室らしきものは無かった。
 玉龍雪山(雲南省麗江市玉龍納西族自治県)の場合は歩く距離も極小で、高山病にかかってもロープウェイですぐに下山できるためと考えている。

 

 いずれにせよ、黄龍ではそのダイナミックな自然もさることながら、何ヶ所も設置された酸素吸入室に、中国の大きさを感じた。


 

 Wikipedia ▼
 高山病のかかりやすい人
 危険因子として、呼吸器系・心血管系の既往症を持つ者は勿論だが、他に「過去に高山病の症状を呈したことがある者」や「偏頭痛の既往を持つ者」が指摘される。
 また、海面近くの標高から2500mの高地へ1日の内に移動すると発症しやすい。人によっては2000m前後の標高でも発症することがある。
 血液中の酸素飽和度は、小型のパルスオキシメーターを使って比較的簡単に測定できる。これを使えば、酸素欠乏症に移行する前に予防策が立てられる、と期待されてい

 高所順化
 逆説的ではあるが2400m以上の高地に移動した日は、すぐには休憩せず30分~1時間ほど歩きまわることで人体の高所順化を促すことができると経験的に知られている。

 治療
 低地への移動
 パルスオキシメーターで酸素不足が確認されたら、根本的な治療は低地に移動することである。
 重症の場合は、直ちに集中的治療が必要である。
 他に上記のリスク因子を持つ者への対処として、危険因子を持つ者や軽症(下山を要さない程度)の者は1日当たりの登高を500m以下にする。
 他に高地での激しい運動を回避するなどが挙げられる。
 負傷や症状の進行により移動が困難な場合はガモウバッグと呼ばれる可搬式の加圧カプセルに入りカプセル内の気圧を上げることで疑似的に標高を下げる方法もあるが、症状が軽微な場合は高度馴化をいたずらに遅らせるため使用は推奨されない。

 薬物的治療としては、酸素投与によって登山を続行できる可能性があるのは肺水腫の兆候が無い者だけである。
 徴候があれば下山か救助要請しか無い。
 最も命を脅かすのは肺水腫による呼吸不全である。
 アセタゾラミド(ダイアモックス®)の服用[4]は利尿作用によって肺水腫を軽減すると考えられている。
 また、(高地性でなく一般的な肺水腫の治療を応用し)ニフェジピンやプレドニゾロンの投与もありうるがエビデンスはない。
 脳浮腫による頭痛に対しては非ステロイド性抗炎症薬が有効とされるが、この薬剤の禁忌(喘息などのアレルギー、胃潰瘍、小児)には注意が必要である。
  また、直接の治療ではないが、高山病の症状のひとつである脱水症状からくる血栓を防ぐために低容量のアセチルサリチル酸(アスピリン®)を予防的に服用することもある。



 








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89: 『法隆寺』  小学館 発行 法隆寺

2014-08-18 | 読書全般(古典など以外の一般書)



   89: 『法隆寺』


 小学館
 発行 法隆寺
 235ページ


 
 何度か法隆寺発行の『法隆寺』を読む。

 そういえば先日の大型台風で、法隆寺の塀が一部崩れ落ちたと聞いた。
 実際にはどのような状態なのか…。
 法隆寺を何度となく訪れた事のあるわたくしにとっては、心配である。
 時間をみつけて、法隆寺を訪れてみたい

 ここしばらく、読書の記録も含め、ブログ更新を怠っている。
 精進せねばなるまい。

 今回、簡単な記録にて失礼申し上げます。






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