乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

北京空港 2 池のある詩風モニュメントで唐李白の「静夜思」【舉頭望明月 低頭思故郷】を書く。(10景)

2014-08-17 | 中国 2006~2019(7回)台湾、ベトナム、



  北京空港 2 池のある詩風モニュメントで唐李白の「静夜思」【舉頭望明月 低頭思故郷】を書く。(10景)





 
 帰路、成都から関西空港
 途中北京空港経由
 乗り継ぎの待ち時間が長い。

 
 私たち二人は北京空港に造られた寺風或は詩風(唐李白の「静夜思」)のモニュメントのベンチで話し込む。
 久々のEvianが美味い。

 Evian 500ml
 18(円)×15(元)=270(円)
 中国は輸入品は空港に限らず、結構お高い。
 
 
 詩風(唐李白の「静夜思」)モニュメントのベンチで座っていると、ミストが心地よい。
 成都では42度を超える日があったので、帰りのミストでいやされ、半時間あまりも座り込む。
 各自手に持ったEvianは半分以上が空になっていた。

 

 この小半時間の間、御世話様な事に私服の警官(或は監視員)が、隣のベンチで座っておられた。
 面倒くさそう名彼は、「早く行って下さい」などと礼儀知らずな事はいわず、ただひたすら座っておられた。
 途中、ひとりの警察官が歩いてこられ、にこやかに彼に何やら話しておられた。
 私は中国語には暗いが、察するところ、次のような会話が成り立つのではないだろうか…。

「ごくろうさんだね。」
「先輩、ほんま、ねんどくさいですわ。」
「ま、そんな風にいわずに、仕事を全うしたまえ。」


 ご年配の警察官は私たちにもにこやかで、
『私たちは疑ってないのですが、仕事ですので、ごめんねごめんね~』
みたいなフレンドリーな笑顔で、丁寧に挨拶して立ち去られた。
 私の知る中国人の方々は、基本的に紳士的で親切な方が多い。
 今回の旅行でも、中国人の方々には親切にして頂いた事を喜んでいる。

 ベンチを後にし、モニュメントの中心部で遊ぶ。

 
 三つにくねった橋
 そこをわたると、そこそこ重厚そうに造られた体裁の良い机といす。
 下に置かれたリュックはおそらく日本人女性のもの(わたくしのものではありません)
 
 三つにくねった橋を渡らなくても、二組の机といす。 
 二組の机の上には、筆が二本ずつ、合計四本用意されている。
 
 色紙大の紙が置かれ、李白の詩や文字を書いて楽しむ事ができる。

 
 李白「静夜思」

      靜夜思     唐 李白

     床前明月光
     疑是地上霜
     舉頭望明月
     低頭思故郷


 左には

 
 喜

 
 寿

 
 福


「舉頭望明月 低頭思故郷」「喜」「寿」「福」をそれぞれ一枚ずつ書いてみる。
 中国人が集まってきた。
 ありゃりゃ
 わたくしとて小学生の頃に数年間、T・雲流氏(日本人)に書道を習っていたというのに…
 上手くかけず、失笑を買う。

 めげずに私が
「ナイスでしょう!」
と誇らしげに問うてみたら、中国人の皆さんは
「あぁ!ナイス。ナイス。」
と、多少のあきれ顔ではあったがにこやかに「ナイス。」連呼して下さった。
 筆を持たない夫は、横で赤面していた。

 旦那様、ごめんねごめんねぇ~

    


 










コメント (2)
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北京空港 1 天井を見上げると潔く大胆な直線と曲線。全体を見ると、エッシャーの絵のように上下逆さか 4景

2014-08-17 | 中国 2006~2019(7回)台湾、ベトナム、




 
 北京空港で乗り継いで、 成都に向かいます。
 天井を見上げると、潔く大胆な直線と曲線。
 大変美しい空港でした。

 
 北京空港で影絵のような二人を見ました。
 少しやわやかな線描写から抜け出したようなお二人でした。

 
 あら!不思議☆
 
 北京空港の全体を見ると…
 エッシャーの絵のように、上下逆さかに感じます。

 日本から成都
 途中の北京での乗り継ぎは正直疲れました。
 ですが、北京空港のデザインの斬新さに楽しい時間を過ごす事ができました。

 




       2014年夏
       北京空港にて



















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