乱鳥の書きなぐり

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嗤う伊右衛門   原作 京極夏彦  唐沢寿明 小雪

2007年07月01日 | 映画

 

   嗤う伊右衛門

 

 満足度 ★★★☆☆

 六平直政と香川照之のやり取り ★★★★★

 話の展開 ★★★★☆

 音楽 ★★★★☆

 お勧め度 ★★☆☆☆

 

 

 原作 京極夏彦 『嗤う伊右衛門』

 脚本 筒井ともみ

 監督 蜷川幸雄

 音楽 宇崎竜童

 

 キャスト 唐沢寿明

                 小雪

       六平直政

       藤村志保

       井川比佐志

       椎名桔平

       香川照之

       池内博之

       松尾玲央

 

 蜷川幸雄氏が監督しているとあって、とても楽しみにしていた映画でした。

 黒澤監督の『どですかでん』 を思わせるような場面も多く取り入れられ、好きな場面も、いくつかはありました。

 六平直政さんが香川照之さんを按摩する場面は大変印象的。

 日本的なグロテスク振りを最大表現され見事でした。

 

 全体に七五調。

 意図的七日羽わからないが、○○さんの早口の台詞が、まるで舌の上に紙石鹸をおいて話しているようで、映画全体を薄っぺらにした感じがしてならない。

 同じ早口七五調とはいえ、花組芝居のような心地よさでは無く、全体に小走りで居心地が悪い。

 私は○○さんという人の演技を、今回始めてみたわけだが、好きな人は好きなのだろうな・・・といった意見しか述べることができない。

 

 唐沢寿明さんにおえては、二枚目で伊右衛門にぴったりであったように感じる。

 香川照之さんの変則的な七五調までを完璧に話され、さすがうまいなと感じさせる。

 六平直政さんの堂々とした演技は見入ってしまう。

 井川比佐志さんもいいし、藤村志保さんも椎名桔平もいい味を出されていた。

 

 今回これといって感想が無いのは、申し訳なく感じます。

 

 

 

コメント (6)
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