(写真は大阪の中ノ島です )
イオランタ / ロシアオペラ映画
満足度 ★★★★★
感動度 ★★★★+☆
楽しさ ★★★★★
おとぎ話風話の展開 ★★★★★
映像美 ★★★★★+おまけ★★★
音楽 ★★★★★
キャスト ★★★★★
チャイコフスキーの三大バレエの一つとして有名な『くるみ割り人形』と2本立て用に書かれた一幕のオペラ。 1963年 ソ連 監督:ウラディミール・ゴリッケル 指揮:ボリス・ハイキン キャスト G.オレイニチェンコ I.ペトロフ Z.アンジャパリーゼ P.リシツィアン V.ヴァライチス 演奏 ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
とにかく映像と主人公の美しさにうっとりする。 まるで昔の童話やマザーグースなどの質のよいイラストやエッチングを眺めているようだ。 全体にソフトなタッチの画面が時としてシュールな絵に変わったり、古典主義の絵の変わる魅力もたまらない。 おとぎ話風な中にロシアの王権体制の深さなども描かれ、とても興味の持てる、それでいて楽しい簡単な映画。 おとぎ話風の話の展開はわくわくして満足する 南仏のプロヴァンスに生まれた、盲目の王女イオランタが、愛の力で視力を取り戻すといった砂糖菓子のようなハッピーエンドは、胸がすく思いだ。
『イオランタ』が今月一本目の映画です。 今月は毎日三演目ほどカブチャンでカブキばかり見ていて、気が付けば、映画はみてませんでした…… |