乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

イオランタ / チャイコフスキー ロシアオペラ映画 

2006-12-17 | 映画

(写真は大阪の中ノ島です )

 イオランタ / ロシアオペラ映画

 

 満足度 ★★★★★

 感動度 ★★★★+☆

 楽しさ  ★★★★★

 おとぎ話風話の展開 ★★★★★

 映像美 ★★★★★+おまけ★★★

 音楽   ★★★★★

 キャスト ★★★★★



 作曲:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

 チャイコフスキーの三大バレエの一つとして有名な『くるみ割り人形』と2本立て用に書かれた一幕のオペラ。

 1963年  ソ連

 監督:ウラディミール・ゴリッケル

 指揮:ボリス・ハイキン

 キャスト G.オレイニチェンコ

       I.ペトロフ

       Z.アンジャパリーゼ

       P.リシツィアン

       V.ヴァライチス

 演奏   ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団

 

 

 とにかく映像と主人公の美しさにうっとりする。

 まるで昔の童話やマザーグースなどの質のよいイラストやエッチングを眺めているようだ。

 全体にソフトなタッチの画面が時としてシュールな絵に変わったり、古典主義の絵の変わる魅力もたまらない。

 おとぎ話風な中にロシアの王権体制の深さなども描かれ、とても興味の持てる、それでいて楽しい簡単な映画。

 おとぎ話風の話の展開はわくわくして満足する

 南仏のプロヴァンスに生まれた、盲目の王女イオランタが、愛の力で視力を取り戻すといった砂糖菓子のようなハッピーエンドは、胸がすく思いだ。

 

『イオランタ』が今月一本目の映画です。

 今月は毎日三演目ほどカブチャンでカブキばかり見ていて、気が付けば、映画はみてませんでした……

コメント (2)
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