日常

ザンジバルナイト 2016

2016-09-03 09:50:43 | 音楽
中納良恵(EGO-WRAPPIN')さん目当てで、中野サンプラザに<ザンジバルナイト 2016>を見に行く。
当直明けのままで1時間しか寝てなかったので夢見の意識で見た。

総合司会がリリー・フランキーさん、 ミッツ・マングローブさん。

ゲスト歌手が多彩。
中納良恵さん(EGO-WRAPPIN')、大塚愛さん、 研ナオコさん、ハナレグミ 、PUFFY、 星屑スキャット 、 マキタスポーツ 、 峯田和伸さん(銀杏BOYZ)、 横山剣さん(クレイジーケンバンド)、アヴちゃん(女王蜂) / ウクレレえいじ
という豪華で不思議なメンバー。

自曲を歌う方もいるが、基本は昭和歌謡の名曲をカバーする会だった。

中納良恵さん(EGO-WRAPPIN')の異邦人は相変わらず素晴らしく。
空間に溶け合うような歌声。
歌いながら勝手に体が動くような踊りも「濡れない雨」を彷彿とさせた。
相変わらず質が高くずば抜けていた。
存在感と歌声の響き方がすごい。皮膚に鳥肌が立つ、というのは、皮膚細胞とコミュニケーションして情報をやり取りしている証拠だ

大塚愛さんが歌う山口百恵もよかった。プレイバックPart2。

ハナレグミの久保田利伸(『Missing』)も柔らかい生の歌声にしびれた。

峯田和伸さん(銀杏BOYZ)の徳永英明(レイニーブルー)はまったくテイストが違うのだが、魂の歌だった。こどものように魂だけで舞台に立つ。

星屑スキャットも歌がうまく、初めて聞いて感激した。

研ナオコさんは存在感だけですごかった。あのニュートラルな佇まいはすごい。

大トリの横山剣さん(クレイジーケンバンド)は、オーラも歌声も抜群で、生歌の波動はすごく、聴けて感動した。


下ネタや替え歌も今回のLIVEでは入っているのだが、そのバランスや配合は絶妙なプロの技が必要とされると思う。今回は下ネタがやりすぎだったと思う。ただ、司会のリリー・フランキーさんがそれを笑いに変換して極限のバランスをとり続けていたと思った。
ただ、歌い手の方々が、あまり周りの状況に左右されず、しっかりと自分の世界をつくり、歌を一対一でお客さんに伝えようとしていて、そうした歌い手の在り方にも感じることが多かった。歌も声も、人の数だけ多様なのだ。


それはともかく。
前回、山下達郎さんのLIVEも中野サンプラザだったし、本当にいいホールだ。取りつぶさないでほしいなぁ・・・。
→○山下達郎LIVE「PERFORANCE 2015-2016」(2015-11-25)


生バンドの生の音も最高だった。
空気を介して直接振動として伝わってくる。体の皮膚感覚で感じる。


テレビ番組を生で観戦しているような不思議な感じのLIVEだった。
実際、Internetで同時に生中継され、10万人も閲覧していたらしい・・。すごい。。。


<公式サイト>
ザンジバルナイト2016

<歌>
異邦人 EGO-WRAPPIN'
中納良恵『濡れない雨』

プレイバックPart2(1978年5月1日)/山口百惠

久保田利伸『Missing』

徳永英明 レイニーブルー

星屑スキャット「新宿シャンソン」LIVE

クレイジーケンバンド / タイガー&ドラゴン