日常

SICKOという映画

2007-08-23 11:53:17 | 映画
昨日、プレミアム試写会みたいな形で、ミッドタウンのGAGA本社で【SICKO】っていうマイケルムーアの映画を見てきました。

もう一般公開もされるらしいですが、すごく面白かった。
アメリカの医療制度のドキュメンタリー映画なんですが、アメリカはみんな個人で保険に入らないと医療を受けれないわけですが、保険金を払っても保険会社は難癖をついてお金をなかなか払わないわけです。昔のカルテを引っ張り出してきて、保険申請時にこの記載が抜けてたから金は払えないとか、政治家や医者を金で裏工作したりとか、まああらゆる手をつかって保険を払わないようにしむけとるわけです。
びっくりしたのが、指を2本切断した人で、人差し指は120万くらい、薬指は70万くらいつなげるのにお金がかかりますがどうしますか?みたいな商談をして、お金がなくて薬指だけしか指をつなげれなかったりとか・・。まあアメリカはそういう市場原理手技のせいでとんでもない医療が行われているわけですが、そういうアメリカの事情と、フランスやイギリスみたいな医療費が全てゼロ円の国などを比較してたりして、すごく引き込まれました。

マイケルムーアは前作のボーリングフォーコロンバインとかも、ドキュメンタリ0映画なんだけどすごく引き込まれるセンスいい映画つくってるのでとてもお勧め。

医療問題で少しお堅い内容ではありますが、家族、文化含めて色々考えさせられる内容なので是非ご覧下さい。

あと、ミッドタウン34階にあるGAGA本社はかっこよかったー。向かいにある病院なので特別試写会に呼んでもらいましたが、一生いけなさそうです。

2 コメント

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Unknown (RYM)
2007-10-07 23:53:51
お久しぶりです。僕も見てきました!
相変わらずの編集センスの良さで最後まで楽しめました。
最後の消防士たちの会話、正直泣けました・・・

しかし、あれみてると本当アメリカで怪我するのが怖くなりますね・・・振り返って、果たして日本は大丈夫でしょうか。
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Unknown (いなば)
2007-11-17 21:32:53
日本はまだまだ情けがある国だからいいけど、
アメリカは弱者切りは容赦ないからねー。
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