日常

もろもろ

2013-09-10 20:30:50 | 雑多
もう9月!
今年も9.10.11.12・・・あと4か月!?早い・・・。




だるまん講座を聞きに桜木町まで行ってきた。
とても刺激的で面白かったー。

天の気、地の気と人体の話。
人体の消化吸収と、天地自然の水の流転プロセスとの類似。
12経絡と五行の関係・・・・
タントラや房中術。気と性の関係・・。
面白かったなー。

人体にはまだまだ分かっていないことがたくさん詰まっている。宝箱でありブラックボックス。
科学はいまだに分子生物学が主流で、分子の動きにすべてを還元して話を進めていくことに終始している。
それは真実の一断面だけど、側面でしかない。
もっと多様な世界が開かれているのにもったいない。

未だに人体には謎が多く、心や魂まで射程に入れるときりがないほど奥深い。


勉強と仕事をリンクさせていくと、本当に面白いー。
自分の中で、人生全体を「遊び」という概念の中に包含したいと思ってる。学問も仕事も人生も同じ。

ちなみに、亡くなった祖父の座右の銘は「藝遊(げいゆう)」だった。藝に遊ぶ、ということらしい。自分の中でしっくり来る。




<参考>
堀内信隆「だるまんの陰陽五行シリーズ」(2013-06-18)

だるまんブログ



ちなみに。
9/19木曜に東京駅付近で「だるまん 火の章」の講義ありますよ。
自分も行きますので、だるまんに興味ある人は是非ー!
認識のコペルニクス的展開が置きるはず(^^;

*********************
○o。.。参加申し込み受付中。.。o○
◆三冬社主催 だるまん講座第三弾◆ 
日時/9月19日(木) 18:30~20:30
場所/TKP東京駅前カンファレンスセンター 5A
     〒103-0028 東京都中央区八重洲1-5-20 石塚八重洲ビル
金額/3000円
テーマ/「火の章~神は居るのか?~」

科学で証明されない事はあり得ないと言いつつも神仏への信仰が同居している私たちの生活があります。
これを矛盾ともとらえず何気なく過ごしているのですが、本当はどうなんだろう?とは考えたことはありませんか?
神の存在に関しては哲学的なアプローチもありますが、ここでは陰陽五行というモノサシを使って考えてみましょう。
「昼と夜」、「男と女」という相対的な陰陽世界が私たちのまわりに展開している以上、「神と人」の世界も存在していると考えるほうが自然だと理解できるはずです。
この陰陽をさらに五の要素に分けていくことで、もっと深い神々の世界を理解していくことができるのです。
実際の神社仏閣を例にとりつつ、はるかなる旅に出かけてみましょう。
▼講演会の詳しい情報はコチラ
http://www.daruman.info/event/2013/0718.html
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東京オリンピック、決まりましたね。

福島の現状を見た直後の自分としてはそう素直に喜べない複雑な心境。
それよりも東北の復興を、がれきを、汚染水を・・・という心境なのですが。
そうは言ってもオリンピックという一連のプロセスはみんなに希望を与えるいい機会になるとも思う。治癒力が働くにはそれなりのベースとなる活力がいる。

結局、何のためにやるのか、という大きな方向性が大事だ。
オリンピック開催自体が最終目的になると、単なる経済効果や金メダルの個数やお祭り騒ぎや・・・表層的な気の紛れだけで終わってしまうことになる。本来は平和の祭典だったはず。
平和を実現するための極めて具体的なアプローチの一つとしてオリンピックを体感したい。その中で、人間という存在の可能性も垣間見たい。


猪瀬直樹都知事も、福島のことが解決へと進んでいかないのに業を煮やしていた。
海外による<ガイアツ>がないと日本は変わらない、との確信から、オリンピック誘致を進めていたようだし。


そういう経緯は、猪瀬さんの著作を読むとよくわかる。
実際に会って話したことも何度もある。あの人は色々と誤解を生むし態度もでかいけれど、かなりピュアで純粋な人だと思う。だから信頼している。いつも、データを添えて話しているし、作家の主観的視点だけではなく、客観的な視点を忘れない人。
猪瀬さんの表面的な文句を言っている人は、たいてい彼の著作を一冊も読んでない人が多い。猪瀬さんの著作を読むとかなり誠実で着実な仕事をしている人だということがよくわかる。生身の人間として癖が強いだけで。ただ、人間というものは癖があるからこそ面白い。


「日本国の研究」 (文春文庫) 猪瀬 直樹 (1999/3)

「黒船の世紀―ガイアツと日米未来戦記 (日本の近代 猪瀬直樹著作集)」 猪瀬 直樹 (2002/11)



福島をはじめとしてよりよき日本の未来を創造するための刺激剤に起爆剤になってほしい。
ガイアツがないと日本は自分だけで変われない、というのは日本国民としては残念だけれど、とりあえずその現状を受け入れるしかない。
依存ではなく自立の道を。それは国という単位だけではなく人間と言う単位でも必要なことだ。


自分が往診しているおじいちゃん、おばあちゃんの患者さんたちは、1964年(昭和39年)の当時の東京オリンピックをよく覚えている。そして今回の開催を想像以上にとても喜んでいたのが印象的だ。
青春が思い出されるのだろう。
それを考えると、2020年のオリンピックも、未来を担う若い人たちへ活力を与える場になりうるのだろう。

僕らの身体を含めた全存在は、未来の子孫たちへの源でもある。


焼け野が原から日本を創った人生の先輩たちへの恩返しも含めて、よりよき時代の転換点としてのシンボルになればいいと思う。







学術論文、そろそろおしりに火がついてます。
来週は熊本で発表です。




大田俊寛さんの『現代オカルトの根源――霊性進化論の光と闇』(ちくま新書)を読んでます。面白いー。

大田さんの前作(「オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義」春秋社 (2011/03))もオウムを取り扱った本格的な論考で面白かった。バランスとれてると思う。
一般的に、宗教学者が書く著作は、対象から離れすぎていてちょいとリアリティーに乏しいことに残念なことが多い。ガラス箱に閉じ込めて標本に閉じ込めて遠くから見ている感じ。どんなものでも主観と客観のバランスが大事だ。ズームインしたりズームアウトしたりし続ける。

自分は臨床家として人間という存在に興味がある。
この世にはいろんな人がいる。観察しているとと「普通の人」というのは存在するのか、とよく思う。

そんな人間の面白さや奥深さの極端なところが出ているのは宗教的なところだと思うし、臨床家としてはそれは避けては通れない道なのです。




アロマの勉強をしている。
臨床に応用できればいいな。
匂いって面白い!





『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の監督でもある鬼才:ラース・フォン・トリアー。
彼の「メランコリア」という映画を見ましたが、カタストロフィーな終末論的なすんごい映画でした。



要は、惑星が地球に衝突するまでを描いた映画。「世界の終わり」を追体験するようだった。

「世界の終わり」を体験するのはどんな人でも一回だけなので、とりあえず頭の中で思考実験して仮想体験してみるのはそう悪いことでもないと思う。
それは、「死」を考えてみることと似ている。

「世界の終わり」を考えると、今何をすべきかが自分の中で自動的に整理されていくし、本当に自分が人生に大切にするべきものも分かる。
臨死体験をした人が、たいてい「意識の転換」を経験する。それは生と死が転換するからでもある。意識を一度整理するためにも「世界の終わり」を考えてみることは大事なことだと思う。


もちろん、ラース・フォン・トリアー監督が何を意図しているのかはさっぱりわかりません。
ただ、他の誰かの脳の中を詮索することよりも、自分が感じて受け取ったことをとっかかりとして、自分の足元を掘り下げていくことの方が自分にとっては重要。
(3年前にダンサー・イン・ザ・ダークの感想書いてたのに気付きました。ダンサー・イン・ザ・ダーク(2009-10-07)





最近涼しくなってきましたねぇ。
涼しくなってきたんで、フリークライミングも再開してます。


運動して肉体をメンテナンスするのは大事ですよね。
それと同じで、読書したり考えたり・・・習慣的にすることは、自分の心や頭のメンテナンスの一つだと思ってます。

ただ、あまりに本とか映画とか芸術の世界が面白すぎて、本職の専門家向けの論文(世界が狭くてあまり面白くない)が遅々として進みません。(^^;

2 コメント

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Unknown (amyjumy)
2013-09-15 22:59:33
早いもので9月も中旬を迎え、藤崎宮の例大祭本番もいよいよ明日。
私の住居界隈は、飾り馬の本部も多く
美しいお馬をあちこちで見かけます
『どうかい、どーかい!プップクプー♪』
と練り歩く勢子さんたちで賑やかな週末ですよ。
ほんとうに馬追いが終わると熊本には秋がやって来ますねぇ!

フクシマ、だるまんにアロマ…パワフルに動いてらっしゃいますね。
行動が伴ってるから、先生は素晴らしいね!

芳香療法は漢方にも通じますよね。
西洋のハーブ、東洋の薬草だったのでしょうが…
地域は違っても同様のことを考えていたんですね。
自分のアロマとの出会いは出産の時でした。
ジュニパーというオイルを下腿にマッサージしていただき
ラシックス40mgと同等の利尿効果を体験してから興味を持ちました。
もうやめてしまったけど、学会にも所属してましたよ。
マッサージは混合診療になるのでできず
仕方ないから診察室では、スイートオレンジやグレープフルーツ、
時々ローズなどの蒸気をたててます。
エナジーチャージというやる気の出る香りも
患者さんやスタッフに人気です。

ところで今週末は小川先生会頭の…学会ですか?
ご活躍のバランスもよいですね♪発表準備、頑張ってねq(^-^q)

今の自分は、見かけは本業の方が活性化してます。
どの存在にもアクセスせず、不思議なことも起こらず
そっちの面では、ちょっとつまんないんですけど…
懸命にやってたプロテクトが効を奏しているのかもしれませんねぇ。
だったら、それはそれで嬉しいかな?
それからスムージーは、魂をカシャリと肉体にはめ込むみたい。
どちらかというと外れたりずれたりしやすい方なので…私( ̄0 ̄;)
それに活性酵素ってホントだな…と実感してます。

そのうち次のステージに進めるといいな(^^)/
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3権分立 (いなば)
2013-09-17 21:55:20
最近はとにかく時最近はとにかく時間が欲しい日々です。
フクシマに続き、今回は青森にまで行ってきました。amyjumy先生がお好きそうな場所にたくさん行ってきましたよ。石神さまがとにかくすごかった。巨大な隕石で巨大な電磁場のようでした。
青森旅行はちょうど台風がそれるルートで言って帰ってきましたので運がよかった。京都とか奈良に行ってたら直撃でした。いつか滋賀にはいきたいんですけどね。amyjumy先生も、青森の縄文文化とかかなり興味惹かれると思いますよ。東北や九州・沖縄には原始的なものがたくさん残ってますね。

さすが先生はアロマ実践されていらっしゃる!自分も自分の持ち出して患者さんにアロマセラピーしてあげたりしてますよ。
人間の病っていうのは、意識の転換が起きるとそれだけで治癒することがあると思います。無意識に抑圧した影Shadowや、二元論的思考が病の温床になっている場合もあるので、匂いによって意識の転換が起きると、それだけでプロセスが治癒へと動き出すことがあるように思いますね。それだけ、良くも悪くも匂いは人間の原始的な脳へと影響を及ぼすものだと思いますし。

先生は、今は本業の方に精を出す時期なのかもしれませんね。やはり波動のようにユラユラと周期があるようです。


スムージー、いいですよね!自分も細胞君や腸内細菌君が喜んでくれているのがよくわかりますよ。便の調子もすごくいいし、便は口から入れる食べ物が正解か間違いか、答え合わせのようなものかもしれません。普段は見ないようにしているものに、いろんな真実へのヒントがあると思っています。人間の意識活動における影Shadow(抑圧されたもの)の概念も似たもので。影との対決、影との統合、とはゲド戦記のテーマですし。河合先生の影の現象学という名著を貫くテーマもそこにあります。


体と心と魂、この3つのバランスが本当に大事ですよね。どれが欠けてもダメだし、それぞれが足を引っ張り合う関係ではなく、お互いを高めあう関係性に持っていく。自分も日々そういうことを心掛けて一日一日過ごしているつもりです。熊本の学会では忙しくてご挨拶できませんが、またお会いするときあればそのときに!

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